「自由だからこそ素質を生かせる「東大寺学園」の偏差値や魅力(前編)」では、東大寺学園の魅力をお伝えいたしました。後編では、 東大寺学園 の 偏差値 や入試についてご紹介いたします。
自由だからこそ素質を生かせる「東大寺学園」の偏差値や魅力(後編)
東大寺学園の偏差値や入試について
さすが小さな東大ともいわれるだけあり、奈良県内で1位の実力を持つ東大寺学園の偏差値は77と、かなりの高スコアをたたき出しています。全国の偏差値ランキングでもベスト3に入るクラスです。
東の王者「開成高校」、西の王者「灘校」で偏差値が78程度といわれていますので、東大寺学園の偏差値のすごさがよくわかります。東大寺学園は特別なコースは設定されておらず、普通科のみで、入試に関しても専願・併願で特に区別されることはありません。
しかしその門は狭く、高校からの募集定員はたったの40名程度。およそ1クラス分しかその門をくぐることはできないのです。
入試科目は国・数・理・社・英の5教科で、英語はリスニングを含む、各教科100点ずつで合計500点満点。試験時間は社会のみ50分ですが、それ以外の4教科は60分となっています。
入学した1年目は内部進学の生徒とは別のクラスで授業を行いますが、それも2年目には合同となるので、本当の意味でわけ隔てたのない自由さがあることがわかります。
真面目で面白い東大寺学園の生徒たち
東大寺学園は部活動も盛んです。部活動の多さにも目を見張るものがあります。運動系の部活動が11に対し、文化系の部活が13個となっています。そしてさらに驚きなのは「同好会」の数の多さです。
その数何と15個!「数学研究会」や「マジック同好会」のようなわかりやすく、他でもみかけるようなものもあれば「ドラえもん研究会」や「観賞魚同好会」のような一風変わったものがあり、とにかく超がつくほど真面目におもしろそうなことに取り組んでいる姿が目に浮かびます。
さすが、自由至上主義の学校だけあり、生徒からの新生のみで同好会が設立できるため、同好会の数はどんどん増えているそうです。
また文化祭名どの行事ごとの時にのみ登場する「有志団体」なるものもあるらしく、とにかく徹底的に全力で楽しもうとする心意気がみえてきます。ちなみに、東大寺学園の部活動といえば「クイズ研究部」です。
日本テレビで放送されている高校生クイズになんと歴代最多の21回も出場を果たしています。しかもそのうち2度の優勝を果たしている実力派ぞろいです。
これ以外のクイズ番組でも輝かしい実績を残しているクイズ研究部は、勉強だけの賢さだけではなく、幅広い知識を有する頭脳集団といえるでしょう。
東大寺学園の進学実績
関西の高校なせいか、一番多い進学先は「京都大学」になっています。合格者数は例年トップ5にはいるほどです。
もちろん、東大への合格・進学する生徒も多く、東大・京大合わせて2017年で59名と、約200人いる学年のうち三分の一以上は合格という実績となっています。卒業生の大半は「医学部」への進学がメインとなっています。
まとめ
自由だからこそ素質を生かせる「東大寺学園」の偏差値や魅力(後編)
東大寺学園の偏差値や入試について
真面目で面白い東大寺学園の生徒たち
東大寺学園の進学実績