「偏差値が高い都立高校10選+注目したい都立高校2選!(前編)」では、高偏差値を誇る都立高校をご紹介いたしました。後編では、 都立高校 2番手とよばれる高等学校の 偏差値 をご紹介いたします。
偏差値が高い都立高校10選+注目したい都立高校2選!(後編)
都立2番手後半組、偏差値67~69の「青山」「新宿」「両国」「国分寺」
2番手後半組となる4校も、偏差値70台に手が届くクラスの進学校です。旧2学区になる「青山高等学校」、単位制普通科とされている「新宿高等学校」と「国分寺高校」、旧6学区の「両国高等学校」です。
このクラスの偏差値ぐらいから、ランキングしてくる学校が増えてきますので、都内の都立高校のレベルの高さが伺えます。
これら4校もさすが2番手に位置づいているだけあり、国公立大学進学を目指す指導の一環として、授業数や土曜授業などの量が格段に多くなっています。注目すべきはその進学実績です。
4校とも東大への進学率の高さが目立ちます。2017年の実績をみると、青山が6名、新宿で1名、両国は3名、国分寺は1名が現役での合格を果たしています。
この数字だけをみるとさほどと感じるかもしれませんが、この人数レベルをコンスタントに毎年輩出している点で、いかに安定した高い学力を保持する教育・指導がおこなわれているかが伺えます。
今後の注目が期待できる「多摩科技」「文京」
偏差値的には都立3番手に位置し、偏差値が66程度となる「多摩科学技術高等学校」と、偏差値63程度と言われている「文京高等学校」の2校は、2016年度より偏差値がアップしているため、今後に注目したい都立高校としてご紹介します。
理系のトップクラスの生徒が集うと言われている「多摩科技」は、偏差値70を超える理系の生徒も入学してくるハイレベル校です。自主性を重んじ、穏やかな校風はが魅力です。
運動部はあまり活発ではないようですが、やはり科学研究部などの理系の文化部には強く、多くの実績を残しています。現在は偏差値60を超えたところとなっている「文京高等学校」も着実に偏差値をアップしてきています。
とにかく部活と行事が盛んで、多くの運動部が見事な成績・実績を残しています。また行事も毎回大変な盛り上がりをみせているので、充実した高校生ライフを謳歌できそうです。
偏差値が高い学校ほど勉強以外も充実している
都内の都立高校の偏差値ランキングから、数値の高い学校10校と、今後に期待をしたい注目校2校をご紹介してみました。この12校からみえてくるのは、偏差値が高い学校ほど、生徒の自主性を尊重していることが垣間みえてきます。
そして行事や部活動にも力を入れている生徒が多い点にも注目です。すべてを完ぺきにすることはできないかもしれませんが、授業だけでは得ることのできない価値ある人間力を育むカリキュラムや指導があってこその、この高い偏差値に繋がるのではないでしょうか?
まとめ
偏差値が高い都立高校10選+注目したい都立高校2選!(後編)
都立2番手後半組、偏差値67~69の「青山」「新宿」「両国」「国分寺」
今後の注目が期待できる「多摩科技」「文京」
偏差値が高い学校ほど勉強以外も充実している