「国内で利用されるTOEICの問題や時間、勉強法について(前編)」では、TOEICの問題構成をお伝えいたしました。後編では、 TOEIC の勉強法をご紹介いたします。
問題の構成を踏まえたうえで、 時間 配分を考え試験に臨みましょう。
国内で利用されるTOEICの問題や時間、勉強法について(後編)
TOEICに関連するテスト
TOEICスピーキングテストというものがあります。TOEICのマークシート方式では会話能力や作文能力がわかりません。そのためTOEICスピーキングテストが実施されました。
プレゼンテーション、電子メール、音読、論文の作成問題などマークシート方式ではわからなかった部分を補充する形となっています。
TOEICの勉強法
まずはTOEICがどういうものか知ることが大事です。2時間という時間制限があるのでスピードというものが大事になってきます。また簡単なミスは避け点数の取れる所は必ず取れるようにします。
リーディングとリスニングではリスニングの方が得点を上げやすいです。リスニングを訓練することによりリーディング力もアップします。シャドーイングという方法があります。聞こえた音をそのまま声に出してみるということです。
テキストを使用し、繰り返し聞ける音声を決めてシャドーイングします。また聞いた英語の音を英語の文字や文章に書き落とすことをディクテーションと言います。
CDを聴いて聞こえた音をディクテーションします。再びCDを聴いて間違いがあるとそれを把握しておきます。そしてシャドーイングするという流れです。この流れがわかったら教材に取り組みます。制限時間で解く練習をします。
時間配分を当日と同じようにすることも大事です。なかには、ひっかけ問題もあります。最初からひっかけ問題があると思うと対策もできます。
TOEICのスコア
一般新卒者のスコアの平均は400点半ばと言われています。一般企業のスコアは最低ラインで600点、商社や海外部門のある会社で働きたい場合は730点以上が必要です。
一流企業で働きたい場合は800点以上が必要になります。企業が求めるスコアは、会社員で600点、海外出張で675点、海外赴任で695点、国際部門で750点です。
とりあえずはTOEICスコア600点を目指します。これは英検だと2級と同じです。しかしテストというものは当日に自分の力を100%発揮できるとは限りません。体調や周りの環境によってもブレが生じますので点数だけにとらわれないことが大事です。
まとめ
国内で利用されるTOEICの問題や時間、勉強法について(後編)
TOEICに関連するテスト
TOEICの勉強法
TOEICのスコア