「利用されることの多いTOEFL ITPの勉強法(前編)」では、英語圏の大学や大学院へ入学する際に必要となるTOEFLをご紹介いたしました。
後編では、 TOEFL ITP 専用の教材やTOEFL専用の単語帳を使っての 勉強法 をご紹介いたします。
利用されることの多いTOEFL ITPの勉強法(後編)
TOEFL ITP専用の教材を使用する
TOEICよりも知名度が低いため、TOEFL対策の参考書はそんなに多くは出回っていません。
しかしITP対策をするならリスニング・長文・文法に重点を置いて勉強すれば良いわけで、それぞれ専用の参考書があるので、それに沿って勉強します。
そして最後に過去問題集に取りかかります。過去問をすることにより出題の形式や問題数がわかります。また時間配分も考えることができます。
TOEFL専用の単語帳を使った単語の対策
そして忘れてはならないのが「単語」の対策です。
TOEFLの単語は専門的なものが多いです。留学に関係するため学術的な単語が頻出します。普段聞きなれない単語が多いのでTOEFL専用の単語帳で対策する必要があります。
単語はリスニング・長文・文法対策をする前に覚えてしまいましょう。先に単語を覚えることで、解ける問題の数がだいぶん違ってきます。
単語を覚えれば覚えるほど英語力が上がります。覚えることによって「読む・聞く・書く・話す」ということに繋がるのです。
そして単語帳にはほとんどの場合CDが付いています。間違った発音で覚えないように必ず音声で確認するようにしましょう。
リスニング・長文・文法対策をしっかりと行う
リスニングは一番点数の上がりにくい分野です。一気に上達するのは難しく、普段からの地道な勉強が必要です。毎日少しずつでも英語を聞き続けることが一番の対策です。
しかしそれでは間に合わない場合は、少しでもスコアを上げるコツがあります。リスニングしながらシャドーイングすることでリスニング力が上がります。
シャドーイングとは、英語を聞きながら即座に後から追いかけるように同じ発音で真似をすることです。
英語のリズムやイントネーション、スピードにも慣れてくるので、リスニングの聞き取りができるようになってきます。
長文(リーディング)問題はとにかく時間が足りません。短時間で読み、理解することが求められます。
問題集をするときは自分で目標時間を決め、段々と設定時間を短くし、最終的には時間内で解き終えるように練習します。
文法は少し勉強をするだけでも点数の上がりやすいセクションです。文法対策の参考書はTOEFLの問題を分析して作られているので、これを何周かするだけでもスコアアップが臨めます。間違えた問題は理解できるまで繰り返し、しっかりと解けるようにします。
過去問題集では、各セクションごとに流れをつかみ問題の作りを把握しておきます。だいたい同じような作りで出題されるので過去問に慣れておくことは大事です。
まとめ
利用されることの多いTOEFL ITPの勉強法(後編)
TOEFL ITP専用の教材を使用する
TOEFL ITP専用の単語帳を使った単語の対策
リスニング・長文・文法対策をしっかりと行う