大学入試改革によって英語の外国語検定試験が重要視されます。国内では英検とTOEICが有名ですが、この他にもTOEFLやIELTS、BULATSなどがあります。
この中でも学生に人気なのがTOEFLです。TOEFLにはiBTとITPがあり、今回は TOEFL ITP について難易度やスコアの上がる 勉強法 などご紹介します。
利用されることの多いTOEFL ITPの勉強法(前編)
TOEFL iBTとTOEFL ITPの違い
TOEFLは英語を母国語としない人のコミュニケーション能力を測るテストのことで、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を評価します。
そしてTOEFL iBTの方はコンピュータで受験する公式な試験で、留学や英語圏の大学・大学院へ入学する際の選考に利用したり、就活でTOEFLのスコアが必要になる場合もあります。
一方、TOEFL ITPは団体向けのプログラムで、主に教育機関において活用されます。大学・大学院・高等学校など多くの団体で使用され、英語の授業のクラス分けや英語能力を把握するために利用されます。
また、公式な試験ではないため一般的な留学には利用できませんが、学校における提携校との交換留学の際には利用されることもあります。
TOEFL ITPの試験はかなり難しい?
TOEFL ITPはリスニング・長文(リーディング)・文法の3つのセクションで構成されており、スピーキングとライティングはありません。TOEFL iBTはスピーキングもライティングもあるためTOEFL ITPの方が少し簡単になります。
しかし、TOEICと比べるとかなり難易度は高いです。
そして、政治・文化・歴史・科学などのトピックスで構成されており、リスニング・文法・長文の3つのセクションにわかれています。
また2つのlevelがあり、level1は難易度が高くlevel2は少しだけ易しいです。
TOEFL ITPのスコアとは?
TOEFL ITPはlevel1、level2それぞれ3つのセクションにわかれています。
スコアは、それぞれのセクションの点数を足し、それを10倍にして3で割ります。level1のスコアは677が満点、level2のスコアは500が満点となります。
このスコア、交換留学を希望する場合は約520~550、最低でも500を要求されます。
留学先の大学では、他の生徒に混じって講義を受けることになります。これよりも低いスコアだと講義についていけなくなる可能性があるからです。
交換留学を希望する場合、最低でもスコア500は必要ですが、これは換算するとだいたい英検で2級レベルになります。
しかしTOEFLは主に留学用の試験なので、内容も大学の講義や課題に関係するような専門的なことが多く、英検よりも難問となります。
そのためにTOEFL対策をする必要があります。
まとめ
利用されることの多いTOEFL ITPの勉強法(前編)
TOEFL iBTとTOEFL ITPの違い
TOEFL ITPの試験はかなり難しい?
TOEFL ITPのスコアとは?