「センター試験の特徴や数学の対策について(前編)」では、センター試験の特徴をお伝えいたしました。後編では、センター試験における数学の特徴と対策をお伝えいたします。
センター試験 の 数学 は、計算ミスさえしなければ高い得点を狙うことのきる科目です。
センター試験の特徴や数学の対策について(後編)
センター試験における数学の対策
センター試験で7割をとることが地方国公立大学の合格には必須となります。人によっては5割で合格した人もいますが、平均的には7割は必要です。
センター試験というのは高等学校の学習指導要領に沿って出題されるため、数学においても基礎を習得しておくことが非常に大事です。センター試験用の過去問や本番の形式に沿ったマークシート方式の問題集など数多く出版されています。
問題は教科書レベルとなっていますが、基礎ができていないと感じる人はチャート式の問題集などから取り組み、まずは基礎を習得します。
センター数学というのは、とにかく問題数が多く計算量も多いです。計算ミスなしで解くことは難しいです。けれど逆に計算ミスさえしなければ満点を狙える科目でもあるのです。
最低限基礎力さえあれば、センター過去問やマーク模試過去問の演習に取り組みましょう。マーク模試過去問は河合塾、駿台予備校、東進、Z会などから販売されています。
2次試験で数学を受験する場合は、センター対策は秋以降からで間に合います。2次試験の対策をして基礎力のある人は、センター試験対策に関しては問題の傾向や特色を把握し過去問を何年か解くだけで9割が取れるからです。
大学にもよりますが2次試験の問題というのはセンター試験に比べると難しいです。ましてや記述式がほとんどなので2次試験の対策をしていると、自然とセンター試験の対策にもなっている部分があるからです。
センター試験対策に時間を取られると2次試験対策の時間がなくなります。2次試験の数学は記述式が主なため、しっかりとした対策が必要です。
二次試験に向けて対策をするなか、秋頃にはセンター試験対策に切り替えます。すっぱりと切り替えることが大事です。切り替えてセンター試験対策に集中します。
センター数学は出題分野や配点がほぼ毎年同じという特徴があります。したがって過去問演習を徹底して行い出題パターンを頭に叩き込みます。これが高得点に繋がります。
また過去問をすることにより自分の苦手なパターンがわかってきます。その苦手な分野を繰り返し行うことによって満点を狙える可能性もあります。
まとめ
センター試験の特徴や数学の対策について(後編)
センター試験における数学の対策