「歴史や伝統のある岡山大学医学部の偏差値や特徴(前編)」では、 岡山大学 医学部 の教育方法をお伝えいたしました。後編では、岡山大学医学部の 偏差値 や特徴をお伝えいたします。
歴史や伝統のある岡山大学医学部の偏差値や特徴(後編)
保健学科における特徴的な教育
岡山大学医療技術短期大学部を経て医学部保健学科として誕生したこの学科は1学年、看護学専80名、放射線技術科学専攻40名、検査技術科学専攻40名から成ります。
そして看護師・保健師・診療放射線技師・臨床検査技師以外にも高度専門職業人や教育・研究者になるための大学院進学者養成など全国的にも特徴のある教育で有名です。
知識だけでなく国際的にも広がる広い分野で活躍できる人材を育てることを目的としており国際交流や短期留学、海外への研修旅行など積極的に行われています。
「チーム医療演習」の一環として、海外で短期研修が行われています。海外班として海外の病院や学校で研修を行い、プレゼンテーションなども行います。この研修により英語のコミュニケーション能力のレベルアップを目指します。
ちなみに「チーム医療演習」とは看護学・放射線技術科学・検査技術科学の学生を少数のグループにわけ問題や課題についてお互いに討論するというものです。
座学だけでは学ぶことができないコミュニケーション能力を身に付けることができます。
1年次からは教養科目や専門科目、チーム医療における演習を学びます。その後、専門教育科目も高度となり、能動的に行う課題探究型学習が増えます。留学やインターンシップなどの活動を行うことのできる体制も整っています。
3年次からは附属病院などで実習が始まります。4年次からは研究室に配属され卒業論文を完成させます。その後いよいよ国家試験の受験も始まります。
岡山大学医学部の偏差値は?
岡山大学の特色ある学びに共感し、大学受験を考えている学生さんも多いのではないかと思います。受験に際して気になる偏差値、いったいどのくらいなのでしょうか。
偏差値は69と高く、偏差値ランキングでは全国の医学部81校のうち20位前後に位置づけられています。
医学部自体が偏差値が高いため、全国20位というのはかなりの難関だといえます。倍率も平均して3.0倍と高い数字が出ています。
センター試験の得点率においては学科により違いがありますが68%~88%を必要とします。医学科では90%近い得点率を必要とします。
岡山大学医学部受験を目指して
岡山大学医学部受験を視野に入れる場合、しっかりとした対策が必要です。オープンキャンパスや説明会などが学部によって開催されるので、できれば参加して最新の情報を得て下さい。
実際に大学を見てイベントに参加して話を聞くことで得られるものが多くあります。説明会においても特徴あるプログラムやカリキュラム、サークル活動、大学生活、合格体験記、出願に関することなどの情報が得られます。
個別相談なども行われているので利用するのも良いでしょう。また県外の人を対象に関西各地でも出張説明会が行われています。
まとめ
歴史や伝統のある岡山大学医学部の偏差値や特徴(後編)
保健学科における特徴的な教育
岡山大学の偏差値は?
岡山大学医学部受験を目指して