日本にある医学部の数は全部で81校あります。そのなかにある 岡山大学 医学部 は 偏差値 ランキングで20位前後をキープしており、医学部のある大学のなかでも難関の部類に入ります。
岡山大学医学部の特徴や雰囲気、また偏差値や難易度など受験に関することなどご紹介します。
歴史や伝統のある岡山大学医学部の偏差値や特徴(前編)
岡山大学の概要
緑あふれる広大なキャンパスに設置されている岡山大学は、11学部、7研究科、研究所や大学病院、附属学園から成る歴史のある大学です。
「晴れの国おかやま」と言われるように気候の穏やかな岡山市中心部、勉強をするのに最適な環境のなか多くの学生や留学生が在籍しています。
医学部に設置された2つの学科
岡山大学医学部には医学科と保健学科があります。医学科では医師、保健学科では看護師・保健師・診療放射線技師・臨床検査技師などを養成しています。
そして中四国地区から近畿地区の関連病院では岡山大学出身の多くの医療スタッフが活躍しています。
医学科における特徴的な教育
岡山大学医学部では臨床実習を重要なものとし、医学科においては高い臨床能力をもつ医師を養成することを目的としています。
日本では臨床実習というと見学だけという場合が多いのですが、岡山大学では診療参加型の実習を行っています。
学生も医療チームの一員となり実際に実習を行います。これにより、医療レベルを向上させながらグローバルに活躍できるための医療教育を行うことができるのです。
高度な知識や技術の他、豊かな人間性を持つ医師・医学研究者を育成するために、教養・専門性・情報力・行動力・自己表現力を6年間の学びを通して身につけます。
1年次
医学の根本を学び、チュートリアル方式の授業を取り入れています。医療・福祉の現場も体験し、地域医療体験実習も始まります。
2年次
高度な専門科目も増え、科学的思考を身に付けます。外国語においてもコミュニケーション力に力を入れながら、医学という専門的なことに関する英語も実践を通して学びます。
3年次
専門教育や実習と共に「医学研究インターンシップ」が行われ学内外や海外の大学において研究に従事します。
4年次
臨床に関する講義が始まります。そして臨床実習を前に「全国共用試験」が行われます。
これに合格しないと5年次に進級できず、臨床実習にも参加できません。医学部生にとって大きな関門ともいえます。
5年次
臨床講義を経ていよいよ臨床実習が行われます。岡山大学では最先端の臨床医学を学ぶことができます。
また指導医と研修医などで構成される診療チームの一員となり、診療参加型の実習が行われます。
6年次
医学教育の仕上げとしての選択制臨床実習、そして卒業試験に合格するといよいよ国家試験が迫ってきます。
まとめ
歴史や伝統のある岡山大学医学部の偏差値や特徴(前編)
岡山大学の概要
医学部に設置された2つの学科
医学科における特徴的な教育