「日能研の教育理念や月謝について(前編)」では、日能研の教育理念やその費用などをご紹介いたしました。後編では、子供に合った私学の選び方や塾の必要性についてご説明いたします。
日能研 も含めて大手の塾はある程度の 月謝 や費用がかかりますが、カリキュラムが明確なうえ、教材、摸試、その他さまざまな情報収集力もあり、通う価値はあるといえます。
日能研の教育理念や月謝について(後編)
子供に合った私学の選び方
勉強はもちろん学校行事やクラブ活動とバランスの取れた私学に人気があります。しかし子どもに合った私学を選ぶには幾つかのポイントが重要となってきます。
子どもの学校生活がイメージしやすく期待が持てる学校で、6年間をどういう風に過ごすのか、過ごしたいのかというビジョンが描きやすいことが大事です。
また入試問題には学校がどういう人物を求めているのかがわかります。偏差値だけで選ぶのではなく、そういうことも頭にいれておいた方がいいでしょう。
しかし学校のそういう面を読み取るのは難しいです。日能研には私学に精通し研究もしている「私学ソムリエ」という職員がいますので、相談することができます。
中学受験は子どもだけでなく家族の受験でもあります。家族でさまざまな学校を見学に行くことが大事です。
また学校説明会では途中で帰らずに最後までいる方がいいです。説明会の後にはたいてい学校見学があり、聞きたいことなどがあると先生と直接話ができたりするというメリットがあります。
私学受験のための塾の必要性
中学受験をするなら塾に通うことは必須です。高校受験や大学受験は、学校の勉強の延長線上に入試があります。学校で勉強をしながら入試へと向かい、そのための力を身につけます。塾に通わなくても受験で合格することが可能です。
しかし中学受験は違います。学校によっても違いますが、小学校で習う範囲とかけ離れている面があるため学校での勉強だけでは中学受験の対応ができません。
小学校で習うことを、より発展させた問題がでます。親が中学受験を経験したことがあるならまだしも塾なしでは不可能といえます。
また塾へ通うなら大手の塾の方がいいといわれています。受験に必要なカリキュラムがしっかりとできているからです。受験のためのテキストや模試の作成、私学に対しての研究もされており最新の入試情報がわかるからです。
日能研は4、5、6年生を対象に日能研全国公開模試というのを実施しています。首都圏を中心に約12,000人が参加する大きな模試です。
会員用WEBサイトにおいて最短で翌日には成績情報、弱点の克服方法などがわかります。信頼性の高い判定、入試問題の分析、予測、記述問題に対しての採点など合格に向けての対策が万全にされており非常に人気の高い摸試です。
日能研も含めて大手の塾はある程度の費用がかかります。しかし中学受験に向けてのカリキュラムが明確なうえ、教材、摸試、その他さまざまな情報収集力もあり、通う価値はあるといえます。
そのうえで塾の雰囲気や講師など子どもと合っているのか見極めながら塾を選ぶ必要性があります。
まとめ
日能研の教育理念や月謝について(後編)
子どもに合った私学の選び方
私学受験のための塾の必要性