「面接が苦手でも大丈夫!高校受験の面接を乗り切るコツ(前編)」では、面接官によい印象をあたえるためのポイントについてお伝えいたしました。後編では、面接対策のための事前準備についてお伝えいたします。
高校受験 では、しっかりと 面接 の準備をしましょう。
面接が苦手でも大丈夫!高校受験の面接を乗り切るコツ(後編)
面接対策は事前準備に尽きる
アメリカの企業家、Apple社の創設者の一人として有名な「スティーブ・ジョブズ」氏は、実は人前で話すことが大変苦手だったと言われています。しかし、彼のスピーチには定評があったのはなぜだかご存知でしょうか?それはひとえに、練習を繰り返していたことです。
人前で話すことが苦手でも、繰り返し訓練することで苦手を克服することができるのです。面接の場合、ある程度聞かれることは決まっています。そこで、事前に10秒程度で答えられる内容を用意しておくと安心です。
「受験番号」や「名前」、「出身中学校」という基本データから始まり、念のためにその学校までの通学時間や交通手段なども答えられるようにしておきましょう。基本が抑えられたら、メインとなるのは「志望動機」です。
ですが、これ以外にもよく聞かれる質問がありますので、これらの質問への答えも用意しておきましょう。
「尊敬する人と、その理由」「最近気になったニュース」「最近読んだ本や感想」「感動したできごと」「高校に入ったら何がしたいか」この辺りは急に答えるにはなかなか難しい質問ばかりですので、1つの質問に対し2~3個の答えを用意し、練習しておくことをオススメします。
最後の「高校に入ったら何がしたいか」については、志望動機とは異なりますので、その点で志望動機と合わせて回答を考えておくことがベストです。
質問への回答はとにかく「シンプル」に
自分をよくみせたいあまりに、ついつい長々と話してしまう方がいます。また緊張のあまり、まとまらずダラダラ喋り続けてしまうこともあるでしょう。
そこにはまってしまうと、立て直すのにも苦労してしまいますので、質問への回答は先ほどの項目でもお話ししたとおり「10秒程度」を目安にしましょう。
もちろん、自分の意見を述べるような質問の場合はこれに限りませんが、それでも基本は「シンプルイズベスト」であることを忘れないでください。簡潔にわかりやすくを意識するだけで、あなたのことを面接官に伝えられる確率はぐんとアップするのです。
面接を制するにはとにかく練習を!
事前準備の項目でお話ししたとおり、面接を受ける前にいかに事前準備をおこなえるかが勝敗をわけるのです。まずは面接ノートを作って、いろいろなパターンの回答を書き出してみてください。大学ノートでもなんでもかまいません。
書き出すことで思考を成るすることができますのでオススメです。書き出せたら整理し、声に出して繰り返し読んでみましょう。そのとき、同じ内容をいろいろな言い方で声に出してみてください。少しの変化でも相手への印象は大きく変わります。
しっくりくる言い方がみつからないときは、家族や友人の前で披露してみて感想を聞いてみるといいでしょう。事前練習にもできれば自分以外の人に付き合ってもらってください。他人の目があることでみえてくることや、人前で話すことになれていきます。
基本と基礎で面接は乗り越えられる
面接が苦手でも大丈夫です。むしろ得意だという人のほうが少ないかもしれませんので、自分だけができないわけではないことを知っておきましょう。そしてその上で、とにかく練習と準備を怠らないことが大切です。
今回ご紹介したことは、面接の基礎であり、基本です。がんばってくださいね!
まとめ
面接が苦手でも大丈夫!高校受験の面接を乗り切るコツ(後編)
面接対策は事前準備に尽きる
質問への回答はとにかく「シンプル」に
面接を制するにはとにかく練習を!
基本と基礎で面接は乗り越えられる