高校受験 の 面接 に今から不安でいっぱいになっていませんか?非日常の場となる面接は、大人でも得意だという人は少ないことでしょう。しかし、面接には基本的なマナーやテクニックが存在します。
そこで今回は、ここだけは押さえておきたい「面接の基礎」をご紹介します。
面接が苦手でも大丈夫!高校受験の面接を乗り切るコツ(前編)
人はみた目が100%
どのような面接でも第一印象はその後に大きく影響します。どれほど成績が良くても、最初に与えた印象が悪かったりすると、みた目で良い印象を与えられないと損をしてしまう可能性が出てきます。ですので、まずは第一印象をアップすることを心がけてください。
人はみた目が100%です。逆を言えばそこさえ意識していれば、第一関門は突破することが可能となるのです。ポイントは、身だしなみを整えることと、相手の顔をみてハキハキと話すことです。
身だしなみに関しては、髪色が明るすぎないか、毛先が目や顔にかかって表情が良くわからない状態になっていないかを注意してください。制服の汚れやシワにも注意しましょう。
意外に忘れがちなのは、靴と爪の手入れです。靴も爪も、ピカピカに磨く必要はありませんが、靴の汚れがないようにふき取っておくこと、清潔感を保てる長さに爪を整えておくことは重要です。
印象アップをめざす5つのポイント
面接官に最初によい印象を与えるポイントに「声」や「話し方」があげられます。人前で話すことが苦手な人も、第一声さえ頑張れたらあとは何とかなるものです。そこでまず第一声に意識を集中しましょう。
面接官からの質問に上手に答えられること以上に、声や話し方、姿勢や態度が与える印象のほうを意識する必要があるのです。声の大きさ、ハキハキとした話し方、ピンと伸びた背筋、アイコンタクト、お辞儀などの動作。この5つは必ず覚えておきましょう。
第一声は気持ち大き目ぐらいでも大丈夫です。思い切って相手の懐に飛び込む気持ちで元気よく挨拶をしましょう。ハキハキとした話し方をするには、口や顔の筋肉をよく動かすことです。これなら少々滑舌が悪くてもカバーすることができます。
また表情筋が良く動くと、元気さや明るい印象を与えることもできるので、マッサージするなどして表情筋のマッサージやトレーニングをおこなっておきましょう。
姿勢も印象に大きく影響します。背筋がピンと伸びている人はみていて気持ちの良いものです。座った時など、肩が内側に入らないよう意識するだけでも全然違います。軽く胸を張るぐらいの気持ちにして、顎を引きます。
顎を引きすぎて、上目使いにならないように気をつけましょう。アイコンタクトというのは、面接の場合は視線の動きに注目してください。緊張してしまったり、落ち着かなくなると、人はどうしても視線がさまよいがちです。
視線は常に下がらないよう意識をしましょう。話している人のほうをみるのは当然ですが、自分が話すときは、面接官ひとりひとりに視線をゆっくりと送りながら話すことがおすすめです。基本は中央に座っている面接官をみて話せば問題はありません。
そして最後が、礼儀作法などの所作です。後ろででドアを閉めないことや、お辞儀の角度、お辞儀をするときや、座っているときの手の位置などです。常にみられていることを意識し、各パーツの先端まで意識をむけてください。
そして一連の動作がだらっと流れてしまわないよう、ワンアクションずつ意識的に区切ることも大切です。
例をあげると「ありがとうございました」などの言葉を発しながらお辞儀をしないなどです。大げさにする必要はありませんが、自分がロボットになった気持ちで、1つずつの動作を頭の中で確認するぐらいの気持ちでいれば完ぺきです。
まとめ
面接が苦手でも大丈夫!高校受験の面接を乗り切るコツ(前編)
人はみた目が100%
印象アップをめざす5つのポイント