「高校受験に関することや勉強について(前編)」では、高校選びで大切なことや一般入試や推薦入試についてご説明いたしました。後編では、 高校 受験 に向けた 勉強 の取り組み方をご紹介いたします。
高校受験に関することや勉強について(後編)
内申書について
公立高校では、都道府県によって内申書の取り扱いが違います。内申点を重視する都道府県もあれば当日のテストの得点を重視する都道府県もあります。内申書も中学3年生の成績で判断する場合や、中学1年生からの成績も合わせて判断する場合もあります。
5教科以外の実技教科は県によりかなりの違いがあります。内申書において5教科よりも配点が高い県もあります。実技教科というのは5教科に比べると担当する指導者の主観的な判断が取り入れられ、客観性に欠けることがある場合もあります。
一概には言えませんが内申書の配点よりも当日の学力検査を重視する都道府県の方が、高校の学力レベルが高く大学進学実績が良い場合が多いです。
高校受験に向けた勉強の取り組み方
受験勉強は早ければ早いほど良いとされています。しかし部活動に入っていれば中学3年生になっても試合があるので、引退するまでは集中して勉強に取り組めないかもしれません。
そのため引退してから切り替えのできる中学3年生の夏頃から、受験勉強を始めても個人差はありますが間に合う場合が多いです。しかし難関高校や自分の学力よりも高い高校を受験する場合はもっと早くに受験勉強を始めないといけません。
勉強とは量よりも質が大事です。ダラダラと長時間勉強するよりも短時間で質の良い勉強をする方がいい結果に繋がります。集中力というのは持続時間に限界があります。集中力が切れると身につかないので休憩などして別のことなどする方がいいです。
また睡眠時間を削ってでも勉強する人がいますが、睡眠時間というのは記憶を整理する時間ともいわれています。勉強したことを理解するためにも睡眠時間はしっかりと確保します。
受験のテスト問題は6~7割が中学1・2年生に学習した所から出題されます。中学3年生の夏休みは比較的に時間の余裕がありますので、この時間を使って中学1・2年の復習をしっかりとしておきます。
もし中学1年の問題を困難に感じる場合は小学生用の問題集に取り組んでも構いません。とにかく今までの復習を兼ねて基礎をきっちりと固めておくことが大事です。
入試の時期
私立高校や国立高校は1~2月が入試です。公立高校は2月初めに推薦入試があり2月の終わりから3月にかけて一般入試があります。
公立高校の特色選抜は一般入試より先に行われ、特色に応じた選抜方法で試験を行います。京都府や奈良県、兵庫県で実施されており少人数の募集となります。
合格発表は、私立高校では受験日より2、3日以内、公立高校は3月初めから半ば頃です。私立高校は封書で送られてくることが多く、公立高校は受験校に受験番号が貼り出されます。
まとめ
高校受験に関することや勉強について(後編)
内申書について
高校受験に向けた勉強の取り組み方
入試の時期