「高校入試の数学は難しいため効果的な勉強法で乗り切る(前編)」では、高校入試の入試事情や都道府県により入試事情が変わるということをご説明いたしました。
後編では、 数学 の 高校 入試 問題を効率よく勉強するための参考書選びや 勉強法 についてご紹介いたします。
高校入試の数学は難しいため効果的な勉強法で乗り切る(後編)
自宅学習で使用する問題集や参考書
問題集を選ぶ時に一番大事なことは、自分の行きたい高校のレベルに合っている問題集を選ぶことです。
大事なことは基礎を身につけることですが、基礎力がついているのなら実践的な問題集をしていくのも効果的です。それによって応用力も養われます。
都道府県によって問題傾向が違うので、あらかじめ過去問などで研究しておき、それに沿った問題集を選ぶようにします。
そして最低でも3回は解きましょう。何度も解くことで似た問題が出ても解けるようになります。
わからない問題が出ても、自分のやった問題集からヒントが出てくるかもしれません。繰り返し復習したことで基礎力が身につき、わからない問題でも対処できるような力がつくのです。
そして最後に過去問に取り組みます。過去問には難易度の高い問題も載っています。そのため入試の2ヶ月くらい前から取り組むのがベストです。
過去問をすることによって入試の傾向がわかり対策の仕方が見えてきます。
高校入試に向けて数学の力を伸ばす勉強法
高校入試に向けて数学の対策をする場合、自分にとって苦手な分野があるならそれを克服することが大事です。
数学は計算や文章問題、証明や図形問題などさまざまな分野から問題が出題されます。そのため苦手な分野を作らないことが得点力に繋がります。
不安な箇所を復習し、基礎を作っておくことで問題を解く力がついてきます。そして応用力によって、難問が出ても答えを導き出すことができるようになります。
ただし問題の中には解くことがとても難しい難問が出題されることもあります。正解する受験生はあまりいないでしょう。
そのような問題に時間をかけることができないので「捨て問」として扱い、その問題は飛ばします。反復学習をすることで「捨て問」を見極める目も養われます。
そして数学は問題数も多く難問もあるため時間が足らなくて最後まで解けきれない場合もあります。実際の入試では正確さはもちろんのこと、速く解くことを要求されます。
日頃から反復学習に力を入れたり速く解く練習をすることで、より正確に、より多く問題を解くことができるようになります。
まとめ
高校入試の数学は難しいため効果的な勉強法で乗り切る(後編)
自宅学習で使用する問題集や参考書
高校入試に向けて数学の力を伸ばす勉強法