「保育園見学の押さえておきたいポイントとは(前編)」では、主に保育園見学に適した時期をご紹介いたしました。後編では、 保育園 見学 で注意深く観察すべきポイントや保育園に確認すべき事柄についてご紹介いたします。
特に保育園の方針と家庭での方針との違いを知ることは重要です。
保育園見学の押さえておきたいポイントとは(後編)
見ておくべきところは?
ただ見て周るだけでなくポイントをしっかり頭に入れて見学しましょう。
職員の様子
先生が明るく子どもに接しているのか。子どもたちが頼りにしているのか。先生同士の雰囲気はどうなのか?あからさまな上下関係や仲違いがないかをみましょう。職員の言動が子どもの生活に一番影響を与えます。
子どもの様子
子どもたちがのびのびと遊んでいるのか、静かに大人の指示に従って行動しているのか。園での保育が子どもに反映されています。どのように育ってほしいのかは家庭によって違いますが、自分の子育てに合うような園を選べると良いです。
室内や園庭の状況
古い施設でも使い方によっては子どもが快適に過ごせます。子どもが楽しく遊べる工夫がされているところはおもちゃが整理されていて、絵本が手に取りやすい位置にあります。
また、机や棚の配置も工夫されて環境設定に気配りがみられるかどうか把握しましょう。園庭も同様です。遊具、砂場なども含めて見学できると良いです。
給食室などの施設
ホールや給食室、医務室、トイレ、駐車場などを確かめましょう。トイレや給食室は最低限の設備ですので認可保育園には必ずありますが、使い勝手の良さや数、大きさはまちまちです。玄関の大きさなども園によってはかなり変わります。
送迎時に混んで靴の置き場がないところもありますので、自分の許容範囲かどうか確かめておく必要があります。また、車での送迎を考えている方は必ず駐車場が使えるのか、送迎時に混まないのかを確認しておきましょう。
必要なことは見学の時に聞いておきましょう
アレルギーのある方は見学時に対応を聞いておきましょう。園やアレルゲンの種類によっては弁当持参になることもあります。代替食は作ってくれるのか?どの程度アレルゲンの食事があるのか?確認しておきましょう。
働きながら通園する中でどうしても与薬が必要な日もあります。薬に関しては園によってさまざまな対応があります。まったく薬を飲ませない園もあったり、市販薬はNGだったり、食前の薬は断られることもありますので、心配な方は聞いておきましょう。
また、入園後に勉強させてほしいと頼んでも園の方針と違うことは受け付けてくれません。どのようなことをしているのか。理想のこども像は?など保育目標は必ず設定しているので聞いてみましょう。
合否に関係するの?
役所が認可保育園の措置を行う地域では見学は保育園の入園申請には全く関係がないので合否(措置)には関わりません。ただ、認可外保育園や入園の契約が直接園と結ぶような場合は態度や言動に注意したほうが無難です。
まとめ
保育園見学の押さえておきたいポイントとは(後編)
見ておくべきところは?
必要なことは見学の時に聞いておきましょう
合否に関係するの?