「保育園の事故が怖い!親は何ができるの?(前編)」では、保育施設の事故件数について、また事故を未然に防ぐために親ができる予防策をご紹介いたしました。後編では、 保育園 で大きな 事故 が起きないために家庭でできる生活習慣の見直しについてご紹介いたします。
保育園の事故が怖い!親は何ができるの?(後編)
生活習慣を整えることで怪我を減らす?
衣類などをシンプルにして子どもの動きを妨げないようにしたとしても、事故が完全になくなるわけではありません。
前日の夜更かしのため、睡眠時間が少なくなり、機嫌と体調が悪いまま保育園に登園して頭が働かないまま過ごしていたら、怪我をしてもおかしくありません。早寝・早起きの習慣を身につけて、体調を万全にすることが大切です。
もちろん、体調が万全でない時もありますが、その時は保育園の先生に細かく連絡をしましょう。集団で遊べない状態であるときは熱がなくても保育園を休むことが大切です。
体の成長を促すこと
転びそうな赤ちゃんを見た時、どうしますか?転ばないように手を出しますか?毎回、大人が手を出して助けることはおすすめしません。それは、転びそうになった時に自分で体勢を戻す力をつけることが発達として必要だからです。
また、転んだ時に手を出すなどの防御の姿勢ができるように育てたいです。普段の生活でたくさん動いて遊ばせることで、四肢や体幹の発達を促しましょう。
小さな怪我は大きな怪我を予防する?
小さい怪我をたくさんしているということはそれだけ怪我に対する経験を重ねているということです。事故を防ぎたいあまりに、小さい怪我も許さずに何事もなく育てようと思うのは無理があります。
大きな事故にならないためにも、小さい怪我で経験を重ねたと思って、おおらかに育てる気持ちを持つことも大切です。親が焦れば、子どもも落ち着かなくなります。落ち着かないと怪我がなくなりません。ゆとりある心を育てていくことも必要ではないでしょうか。
まとめ
保育園の事故が怖い!親は何ができるの?(後編)
生活習慣を整えることで怪我を減らす?
体の成長を促すこと
小さな怪我は大きな怪我を予防する?