「ハーバード大学式野菜スープは本当に体にいいのか?(前編)」では、ハーバード大学の歴史について、またハーバード大学式野菜スープに含まれるファイトケミカルについてご紹介いたしまし。後編では、 ハーバード 大学式 野菜スープ の作り方をご紹介いたします。
ハーバード大学式野菜スープは本当に体にいいのか?(後編)
ハーバード大学式野菜スープのレシピ
- 人参 100グラム(皮つきのまま)
- かぼちゃ 100グラム(皮つきのままと種は別途使用)
- キャベツ 100グラム
- 玉ネギ 100グラム(皮は別途使用)
- 水 1リットル
塩などで味付けは一切しません。
材料の皮と種もスープに入れますので、後から取り出しやすいように、だしパックのような袋にまとめて入れておきます。
材料は一口大に揃えて切ります。切った野菜をステンレス製かホウロウビキの鍋に水とともに入れて強火で蓋をして煮込みます。沸騰したら弱火にして20~30分、蓋をしたまま加熱します。保存は冷蔵で1日、冷凍で野菜ともに14日間です。
野菜は栄養分がスープに出てしまっているので、食物繊維としての役割しか残っていませんが、冷凍することによってその野菜の細胞が崩れることで栄養分がさらにしぼり出されることが期待できます。デトックス作用もあるとされ、便秘のときには強い味方になりえます。
ハーバード大学式野菜スープの6つの効果
① 活性酸素除去
仕事、通勤、人間関係でストレスまみれの毎日、紫外線がまぶしく感じる午後の日差し、睡眠不足などで体内では活性酸素が増えています。この活性酸素を除去してくれる働きのある食物はトマト、玉ネギ、ブロッコリー、ニンニク、赤ワインなどがあります。
② 血管の老化を防ぐ作用
血液がドロドロになると血栓ができやすく、脳こうそく、心筋梗塞のリスクが高くなります。血液をサラサラにして血栓ができることを予防し、コレステロール除去には玉ネギ、キノコ類、春菊、セロリ、大豆(大豆製品)、ごぼう、ピーマン、小松菜、ニンニクなどがあります。
③ 身体の毒素を出す作用
便秘予防になりますし、デトックスにもつながります。セロリ、クレソン、ブロッコリー、りんご、キャベツなどがあります。
④ 免疫を高める作用
病原体や細菌から体を守り、アレルギーの症状を軽減させるために免疫力を上げるのに効果があり、人参、キノコ類、ピーマン、バナナ、キャベツなどがあります。
⑤ ガンを予防する作用
ガンは活性酸素、免疫細胞の機能低下が原因ともいわれています。キャベツ、ブロッコリー、大豆、キノコ類、トマトなどがあります。
⑥ アンチエイジング作用
肌、眼、髪の毛など身体のすべてが老化していきますが、若々しくいるためにアンチエイジングの効果がある食物を食べることは大事です。玉ネギ、ブルーベリー、ほうれん草、トマト、ブロッコリーなどがあります。
ハーバード大学式野菜スープの飲み方
できあがったハーバード大学式野菜スープの具材は別にして、スープだけ1回200ccとし、目的別に飲む回数が違います。空腹時に飲むことが望ましいので、朝食前の吸収率が高いときに1回目を飲むことをお勧めします。
- 健康保持 200cc×1~2回
- ダイエット 200cc×2~3回
- 免疫力を高める200cc×3~4回
まとめ
ハーバード大学式野菜スープは本当に体にいいのか?(後編)
ハーバード大学式野菜スープのレシピ
ハーバード大学式野菜スープの6つの効果
ハーバード大学式野菜スープの飲み方