「心豊かな人材を育成する「麻布大学付属高校」の概要や偏差値(前編)」では、麻布大学付属高校の教育理念についてお伝えいたしました。後編では、 麻布大学付属高校 の偏差値や設定されているコース、また入試方法についてお伝えいたします。
心豊かな人材を育成する「麻布大学付属高校」の概要や偏差値(後編)
麻布大学付属高校の偏差値や設定されているコース
麻布大学付属高校は、学科は「普通科」のみとなっていますが、習熟度別の指導が行われているので、「特進クラス」と「進学クラス」にわかれることはお話ししました。
偏差値は「特進クラス」のおよそ55程度で、偏差値52以上で合格の見込みありと言われています。「進学クラス」の偏差値はおよそ51程度。こちらは48を超えればなんとか合格の見込みがあると言われています。
麻布大学付属高校の入試
入試については、面接のみの推薦入学と、一般入試にわかれます。
一般入試にはいくつか種類があり、前期日程に行われる「オープン方式(進学クラス)」、「A方式(特進クラス・進学クラス)」、「B方式(特進クラス・進学クラス)」と、後期日程に行われる「進学クラス」となっています。
募集定員はすべての募集方式を合わせて約200名と設定されています。後期日程に関しては、若干名の募集となります。試験科目は、募集方式・募集クラスによって異なっています。下記を参考にしてください。
オープン方式(進学クラス)
- 国・英・数の筆記試験+個人面接
A方式(特進クラス・進学クラス)
- 国・英・数の筆記試験+入学適性試験
B方式(特進クラス・進学クラス)
- 出願時に提出する「作文」のみ
後期日程の進学クラス
- 口頭試問+個人面接
麻布大学付属高校の進学
学校名に「付属」と掲げていますが、実際に「麻布大学」に進学する生徒は、全体の10%程度と言われています。その大きな理由はエスカレーター式ではないことがあげられます。それならば逆に、他の難関大学を目指すと意識を高める生徒が多いようです。
進路実績の内訳は70%以上が大学への進学をし、そのうち10%程度が麻布大学へ進路を進めています。また麻布大学付属高校の母体となる「学校法人麻布獣医学園」に関連し、毎年5名程度は獣医学部への合格を果たしています。
日常のカリキュラムに、動物に触れるなどの指導はありませんが、2年と3年で行われる選択授業で、大学の教育に触れるチャンスもあります。そのためか、少数ではありますが、獣医を目指して勉強に励む生徒もいるようです。
まとめ
心豊かな人材を育成する「麻布大学付属高校」の概要や偏差値(後編)
麻布大学付属高校の偏差値や設定されているコース
麻布大学付属高校の入試
麻布大学付属高校の進学