幼稚園 の願書には 志望動機 を記入することがあります。各幼稚園にはそれぞれ設立の趣旨や目標などの方針に沿った動機を記入するとまちがいありません。
あまりに突飛なかけ離れたものや独りよがりな記述にならないように記入して、審査の際に特別な印象を残さないのがポイントです。
幼稚園の失敗しない願書づくり 志望動機とは
願書をしっかり理解
入園させたい幼稚園の候補を選んだ時点で願書を手に入れます。
はじめてのお子さんの場合、慣れないこともあり、どのように記入したらよいのか願書の記入がおぼつかないこともあるでしょう。
願書は書類審査の際に、希望者が多く定員以上の応募がある場合にはこの書面で一次選抜がおこなわれます。
なかには願書の記載内容が理由で不合格になってしまうこともありえます。
願書に求められることは正確な内容と無難さです。この書類は入園後にも基礎資料になるので用心深く理解したうえで記入していきます。
添付された注意書きなどがある場合には目をとおしたうえで書いてください。
記入漏れや書きまちがいなどがないか念を入れてチェックします。これにより大部分の保護者の記載内容は問題ないはずです。
ところがなかには無意識のうちに自分から不利な記載をしてしまうことがあります。
幼稚園によっては願書の内容を精査し、選抜の際の手がかりとして重要視しているところもあると心得ておきましょう。
とくにこれからふれる志望動機に関しては油断しないでおきたいものです。
幼稚園が保護者に志望動機を求める意図
幼稚園では保護者の考え方を知りたいと考えているでしょう。とくに幼稚園の方針と保護者の考え方がそれほど違っていないことを願っています。
保護者が幼稚園に求めるものがちがうとその幼稚園は子どもと保護者にとって満足のいかないものになりかねません。
不満を抱えたままで通園をつづけることは親子ともども苦痛になるかもしれないです。幼稚園にとってもそれは本望ではありません。
したがって志望動機を記載してもらうことは、保護者の意図を幼稚園側が把握して、教育の方針を受け入れてもらえるかかどうか、幼稚園側としてチェックしたいわけです。
志望動機が幼稚園の方針とかけ離れたものやほかのタイプの幼稚園のほうがふさわしいのではと思える書き方ではトラブルの元ですので、審査を落とされてしまうかもしれません。
このように志望動機欄に関しては慎重な書き方が求められるといえるでしょう。
願書記入でこころがけたいこと
ひととおり下書きができた段階で誤字脱字のチェックとともに、もう一度客観的に見直して問題となりそうなところがないか点検するとよいです。
あくまでも保護者の立場でなく幼稚園側の立場で物事を把握して、目がとまってしまうところがないか見直します。
目を通していって「あれっ」とか「これは・・・」ととまってしまうことはあまりよいことではありません。
もちろんプラス要素として書かれたところで目がとまることはあるでしょうが、それは一次審査の場合にはあまり寄与しないと思っていいでしょう。
むしろマイナス面で目がとまることはぜひとも避けなくてはなりません。
第一段階の書類審査として願書は「ふるい落とす」ための道具であって加点するためのものではないと理解しましょう。
志望動機欄は審査する側からみて問題視されやすいところといえます。ふさわしくない内容はのぞまれません。
志望動機についてはあたりさわりなく多くの人が記載しそうな言葉でうめてもさしつかえないです。
そのため願書の記入についてはあくまでも審査する側の立場にたち「無難」なものであることが求められるといえます。
気になるところに関してはより念を入れてチェックが必要ですので身近な人にみてもらうのがよい方法です。
まとめ
幼稚園の失敗しない願書づくり 志望動機とは
願書をしっかり理解
幼稚園が保護者に志望動機を求める意図