生まれてからずっとその成長を見つめてきた親にとって、 幼稚園 の入園準備は現在のわが子だけでなく、成長し、6歳になって卒園する頃のわが子を想像しながらすすめなければならない難関です。
その中でも特に幼稚園の 制服 の サイズ 選びについてご紹介します。
はじめての幼稚園、制服のサイズの選び方
入園決定、制服の購入の時期について
幼稚園は小学校とは違い義務教育ではないため、各家庭の教育方針や住んでいる市町村による入園年齢の違い、公立と私立の違いなどさまざまな違いが考えられますが、一般的には小学校入学前の3年間、満3歳の4月に入園し、6歳までを幼稚園で過ごす子供が多いです。
3歳の4月に入園する場合はその約半年前に入園する園を決定し、制服などを注文することになるため、実際は子供が2歳のうちに6歳まで着ることを前提とした制服を選ばなければなりません。
2歳と言えばだいたい95サイズの服を着ているときに、120サイズ前後を着る6歳のことを念頭に置くのが難しいところで、大きくなることを見こしすぎてブカブカのものでは着脱もしづらく、場合によっては園生活に支障をきたすこともあり注意が必要です。
制服の選び方
制服のサイズの選び方は、その制服のタイプや費用、兄弟姉妹構成によっても大きく変わります。
例えば比較的安価なものであったり、高額でも弟妹にお下がりできるのであればその時の成長に合わせて買い直すという選択肢もあります。
それぞれの制服にかかる費用や家族状況に応じて選択することができます。
園服タイプ 私服の上に薄手の制服をはおるタイプの場合
私服上下の上にはおるタイプの制服は、多少大きめを選んでも袖口はゴムになっており、あまり生活に支障はありません。費用も数千円と高額でない場合が多いです。
制服タイプ ブラウスやスカート、ズボン、ブレザーなど一式で指定されている場合
私立の幼稚園によく見られるタイプの制服で、一式そろえて数万円の費用がかかることが一般的です。
こういった制服の場合、ブレザーは登降園の際にのみ着用し、園内では脱いでいることが多いため、ブレザーに関しては多少大きく肩幅が合っていなくてもあまり問題はありません。
スカートやズボンについてはつりひもタイプであれば調節して着用することができます。
園服タイプ、制服タイプ共にそれぞれの体格や、予想以上の成長がない限り制服購入時の体格が大きめなら120から130、標準から小さめでも110を選んでおくと、兄弟姉妹で在園年が重複し、2着の制服が必要になる場合を除いては、買い替えることなく3年間を過ごすことができる目安になります。
大きめの制服をきちんと着こなす工夫
幼稚園の制服のサイズ選びについてご紹介しましたが、どうしても年少組の時には制服が歩いているかのような、ほほえましいけれど動きづらそうな制服姿になってしまいます。
それを少しでも改善するための手直しの方法をご紹介します。
- ブレザーや園服タイプの上着の場合 袖口を中に折りこんで縫い付けます。袖口付近に飾りボタンがあったり、裏地が袖口間際まである場合は面倒でもそれぞれ取り外してから折りこみ、飾りもつけなおします。成長に合わせてまた伸ばせるように、決して切ったりしないようにします。
- ズボン/スカート つりひものボタンの位置を付け替えて調節します。
- ブラウス ブラウスの腕部分を折り込んで縫い付けます。その際、ひじより上の部分で縫うようにすると子供の動きを妨げることがありません。
このように大きめの制服でも一つの工夫で、体型に合って動きやすく、見た目も良くすることができます。
まとめ
はじめての幼稚園、制服のサイズの選び方
入園決定、制服の購入の時期について
制服の選び方
大きめの制服をきちんと着こなす工夫