横浜市立南高等学校附属中学校 は横浜市内初の公立中高一貫校です。この学校は公立とは思えない充実した教育プログラムが魅力的であり、有意義な6年間を送ることができると大変人気があります。
なぜ人気が高いのか?また特徴ある教育や 偏差値 などについてもご紹介します。
横浜市立南高等学校附属中学校の人気の秘密や偏差値について(前編)
南高等学校附属中学校の概要
この学校は平成24年に設立され、横浜市立においては初めての中高一貫校です。公立の中高一貫校というのは横浜市ではまだ数少なく、開校されて以降、高い人気が続いています。
中高一貫校となってからまだ年数は浅いですが、この6年間の安定した環境のなか、豊かな人間性や高い学力を身に付けることができます。特色ある教育を行っていることでもよく知られています。
3年間の中学生活の後には、南高等学校へ入学者選抜なしで進学することができます。
特色ある取り組み~EGG
この学校では総合的な学習の時間のことを独自の「EGG」エッグという愛称で読んでいます。
卵が孵化し、大空へ羽ばたいていって欲しい、という願いを込めて名付けられました。EGGを通してコミュニケーション能力の育成を図ることを目的としています。
EGG体験
土曜日や長期休みを利用してさまざまな研修や交流体験を行っています。
1年次にはプロジェクトアドベンチャー足柄(クラス一丸となりさまざまな課題に挑戦する)・構成的グループエンカウンター・コミュニケーション研修などが行われます。
2年次ではイングリッシュキャンプが行われ、英語だけで2泊3日を過ごします。英語の学力を上げ、コミュニケーション能力を養います。
3年次にはEGGのまとめとして、カナダのバンクーバーで研修旅行が行われます。ホームステイをしたり現地の学校を訪問したりします。姉妹校交流も行われ、英語を使って異文化交流にチャレンジします。
帰ってきてからは、体験したことや感じたことなど、友達や保護者の前で英語で発表するという報告会が行われます。
また全学年を通して、夏期英語集中研修が行われます。生徒10人に対して講師が1人付き、英語を使ったさまざまな活動を3日間通して行います。
最後の日には3日間の成果を英語で発表します。
EGGゼミ
多様な言語活動や調査、発表の仕方など、研究について学びます。
1年次はデスカッションの仕方やレポートの書き方、研究発表までの仕方などの基礎を学びます。2年次にはテーマ別にグループ研究を行います。そして3年次には卒業研究として、論文作成や発表を行います。
研究テーマの設定から情報収集、分析を行い最後にまとめとして研究発表会が行われます。
EGG講座
将来の進路に対して興味や関心を引き出すために、外部講師による講座などさまざまなプログラムが行われます。
防災講座や法教育講座、宇宙開発講座などの必修講座から、海外留学講座や大学の医学部体験、ロボット講座などの選択講座があります。
選択講座では自分が興味のあるものを選んで参加することができます。
まとめ
横浜市立南高等学校附属中学校の人気の秘密や偏差値について(前編)
南高等学校附属中学校の概要
特色ある取り組み~EGG