「横浜市立南高等学校附属中学校の人気の秘密や偏差値について(前編)」では、 横浜市立南高等学校附属中学校 の概要をご説明いたしました。
後編では、横浜市立南高等学校附属中学校の特色や 偏差値 をご紹介いたします。
横浜市立南高等学校附属中学校の人気の秘密や偏差値について(後編)
特色ある取り組み~行事
体育祭
色別対抗で高校生と一緒に行います。「南高生」らしく真剣に一生懸命取り組む姿を見て、自分たちも次へと繋げていこうと心に誓います。
合唱コンクール
みなとみらいホールで行われ、1年生は学年全員で、2年生以上はクラス単位で参加します。
南高祭
中高生が一緒に取り組む行事で、舞台の部・展示の部と3日間を通して行われます。展示の部は一般公開されているため、毎年多くの来場者が訪れます。
特色ある取り組み~カリキュラム
学力向上のために、学校独自の取り組みが行われています。
中1から高1にかけては「国語・数学・英語」の授業が毎日行われ、他の公立や私立の学校よりも授業時間が多くなっています。
基礎や基本の定着を目指すとともに、課題解決や発展につながる学習を取り入れ、生徒たちそれぞれの個性や能力を引き出すことを目的としています。
「数学・理科・英語」の授業は少人数制を取り入れ、きめ細かな指導を目指しています。
また英語の授業では、1年間のうちに教科書を初めから最後まで4~5回繰り返して学習します。
視点を変えながら定着させる「ROUND制」という学校独自の方法で成果を上げています。
「私の週プラン」として自分たちで家庭学習の充実を目指します。授業がある日は毎日90分の学習、授業がない日は180分の学習時間を各自で確保しています。
アクティブラーニング
アクティブラーニング型の授業も取り入れています。論理的な思考力や判断力、表現力の育成、また教えてもらう授業から、自ら考える授業への転換を目的としています。
南高等学校附属中学校の偏差値や入試について
南高等学校附属中学校の偏差値は66です。
神奈川県の国公立・私立中学校の偏差値トップ校は74、南高等学校附属中学校はランキングで7位ということになり、かなり高い偏差値と言えます。
そのため中学受験をする場合、しっかりとした対策が必要となります。
募集定員は160名、男女約80名での募集となります。入試倍率は約8~9倍となるので、かなりの競争率となります。
入試では適正検査と調査書を合わせて総合的に判断されます。
文章や図表などのデータから情報を読み取る「国語的」な問題と、自然科学や数理に関することから出題される「算数・理科的」な問題によって適正検査が行われます。
難関私立中学を受験する生徒も受験しにくるので、1つ1つの問題に丁寧に取り組み、答えに導くまでの道のりもしっかりと記述できるまでの力が求められます。
まとめ
横浜市立南高等学校附属中学校の人気の秘密や偏差値について(後編)
特色ある取り組み~行事
特色ある取り組み~カリキュラム
南高等学校附属中学校の偏差値や入試について