三重県は四日市市に位置する「 四日市西高校 」は男女共学で全日制の県立高校です。
「四西(よんにし)」や「四校(よんこう)」の愛称で親しまれている、創立43年目を迎える若き高校「四日市西高校」とはどのような高校なのか、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
若き県立高校「四日市西高校」の教育課程と偏差値や進路
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自主自律、地域から信頼される進学校を目指す
昭和50年に開校した四日市西高校は、比較的歴史の浅い若い県立高校です。
モットーは「自主自律」で、地域の方々に信頼される進学校を目指すべく精進しています。それは学校づくりにも強く反映されていて、北勢地区を代表する県立高校として特色ある学校づくりをおこなうことで、地域から信頼されるような取組を日々おこなっています。
地域の期待を一身に担うことで、新たな励みに、そして目標へと邁進していきます。
四日市西高校の教育課程「普通科」
主軸となり200名という定員数をほこるのは「普通科」です。
1学年5クラスで構成された普通科では基礎的な内容を全員が共通して学び理解することを主として学習していきます。
徹底的な基礎学力の向上を図り、復習にも力を入れることで着実に結果を積み重ねていきます。
小テストや週末課題も実施し取りこぼしがないよう指導を行います。基礎を定着させる1年を経て次年度より文系と理系にわかれます。
さらには3年生になるとさらに細分化され生徒それぞれの希望進路を実現させるために指導をおこないます。その結果国公立大学への合格者数も増加しています。
四日市西高校の教育課程「普通科数理情報コース」
1クラスのみ、生徒数40名となる少数精鋭は「数理情報コース」です。みてのとおり理系の進学コースとなり、理系の国公立大学や難関私大への進路を希望する生徒への指導に力を入れています。
週に1度7時間授業をおこない、知識の底上げをおこないます。3年生になると「II系」と呼ばれる医療看護や生物資源型、「III系」と呼ばれる国公立・私立理学工学系型の二つへと細分化され、生徒それぞれの希望に沿った進路をめざし徹底的な指導を行います。
特に英語と数学では習熟度別の少人数講座も展開しており、目指す進路に適した指導をおこないやすくしています。
四日市西高校の教育課程「普通科比較文化・歴史コース」
こちらも少数精鋭となる、1クラスのみ、定員数は40名と定めている「比較文化・歴史コース」です。こちらは文系の国公立大学や難関私立大学への進路を希望する生徒のためのコースです。
専門分野に特化したコースですので、「比較文化・歴史コース」でも週に1度、7限授業を取り入れています。
文系でも難関国公立・私立の受験となれば必須となる英語と数学にもやはり力を入れており、「数理情報コース」と同じく習熟度別の少人数の口座を展開しています。
3年次では「0系」と呼ばれる、数学と理科を除いた学習を行う私立文系型と、「I系」と呼ばれる、国公立文系型へと細分化されます。
四日市西高校の偏差値
コース別の偏差値をみると「普通科比較文化・歴史コース」と「普通科数理情報コース」についてはほぼ同じ程度と考えて間違いないでしょう。
「普通科比較文化・歴史コース」が偏差値58、「普通科数理情報コース」が偏差値57となっていますが、恐らくその差はわずかではないかと言われています。
理数系に強い「数理コース」のほうが上回るかとポも割れましたが、やはり徹底した習熟度講座が功を奏して、このような切磋琢磨できる少数精鋭が53となります。
四日市西高校の進路状況
公式ホームページに掲載されている最新情報となる平成30年度の進路状況をみてみましょう。
卒業生315名中306名が大学や専門学校への進路を決めています。その中でも国公立大学への現役合格者数は40名となり、過年度生も含めると合格者数は42名となっています。
私立大学については342名(過年度生含む)もの合格者を出しています。さらには国公立短大に7名、私立の短大に21名と、多くの生徒が第一志望校への合格切符を手に入れています。
また公務員試験でも難関と言われている「裁判所事務」などへの合格者もおり、優秀かつ、志望進路を勝ち取っている生徒が多いことがわかります。
まとめ
若き県立高校「四日市西高校」の教育課程と偏差値や進路
自主自律、地域から信頼される進学校を目指す
四日市西高校の教育課程「普通科」
四日市西高校の教育課程「普通科数理情報コース」
四日市西高校の教育課程「普通科比較文化・歴史コース」
四日市西高校の偏差値
四日市西高校の進路状況