八代高校 は、熊本県八代市にある全日制の公立高校です。平成21年に八代中学が開校したことに伴い、八代高校は併設型の中間一貫校へと変貌を遂げました。
県内の公立の中でも上位グループを追従する八代高校の 偏差値 はどれぐらいか、学校の概要を交えてお話しします。
伝統を保ちつつ攻めの姿勢も崩さない八代高校の偏差値や概要
八代高校とは
八代高校は、明治29年に創立した男子校である「熊本縣尋常中學濟々黌八代分黌」と明治35年に創立した女子高の「八代郡立高等女學校」の2つが前身となります。
この2つがそれぞれに時を刻み、戦後となる昭和24年に統合され、現在の校名となる「八代高校」へと生まれ変わりました。
愛称は「八高(はちこう)」、創立120年を迎えた今、八代高校は志を高く持ち、次世代へ大きく羽ばたく人材育成を目指し、歩み続けています。
八代高校の偏差値
八代高校に設置されている学科は「普通科」のみで三学期制で生徒たちはスクールライフを送っています。
熊本県内にある250に近い高校の中でみごと26位という位置にランクインしている八代高校の偏差値は「57」です。熊本県内の公立高校だけでみると15位までランクアップします。
この結果から、上位グループを追従する期待の高校といっても過言ではありません。
八代高校の進路
八代高校では高校1年で「理系」か「文系」かを選択する方式で進路計画がスタートします。
1年間それぞれで学び考えた結果、2年になると進学校を明確に決定することとなります。早くに進路を明確に決定することで、目標を実現するためのプログラムを作成することが可能となります。これが八代高校の進路指導のポイントです。
八代高校の生徒の大半、ほぼ全員と言っていいレベルは需給国立大学への合格を目指しています。八代高校が進学校としても名を知らしめているのはその実績から伺えます。
平成30年度の進路実績をみると東京大学への合格者を1名輩出しています。しかも学部は偏差値74とも言われている「文科III類」ですのでなかなかのものです。
国立大学で最も多いのはやはり地元となる「熊本大学」です。次いで多いのは「鹿児島大学」と「九州大学」と地元勢が続きます。
私立大学では関東勢が目立ち、「慶應義塾大学」や「早稲田」に続き「中央大学」や「明治大学」など名だたる難関私立大学の名前が連なります。
八代高校の教育
校則は「三綱領」で、この言葉が持つ意味は、誠実にして心理を愛すること、自立を旨とした協和を重んじること、闊達(かったつ)にて進取の気性を尚ぶこととされています。
八代高校の教育目標は、志を高く持って自ら学ぶ姿勢を持つ生徒の育成、そして心身ともにたくましくあること、さらには豊かな人間性を備えた魅力あふれる人材の育成、そして自分以外の人への思いやりを大切にでき、社会に幅広く貢献することができる人材を輩出することを目標として掲げています。
併設型の中高一貫校である理をいかし、中学1年から高校3年までの6年間を同じ環境で共に生活することで、ここでしかできない体験を通じ、社会性や豊かな人間性を育んでいきます。
3つのプログラムと実践的英語活用能力
めざましくグローバル化する社会に後れを取らないようなカリキュラムが八代高校の魅力の一つです。
「知の触発プログラム」「グローバル・アクション・プログラム」「グローバル・リサーチ・プログラム」そして「実践的英語能力の育成」、どれもよそに引けを取らないカリキュラム・プログラムです。
学生でありながら大学生顔負けの講義や講座を受けることができたり、「ビジネスプランコンテスト」では全国で第3位を獲得、また「観光プランコンテスト」でも全国で4位を取るという実績もおさめています。
英語活用の部門では全国即興型英語ディベート大会へ2年連続出場を果たし、授業実践優秀校としても表彰を受けています。
夏休みを利用したイングリッシュサマーキャンプなど、将来外国で活躍したい方にはうってつけのカリキュラムを導入、実践しています。
まとめ
伝統を保ちつつ攻めの姿勢も崩さない八代高校の偏差値や概要
八代高校とは
八代高校の偏差値
八代高校の進路
八代高校の教育
3つのプログラムと実践的英語活用能力