高い志を抱き、次代を力強く担うリーダーの育成を目指す「 矢板東高校 (やいたひがしこうこう)」は、栃木県矢板市東町に位置する中高一貫の公立高校です。
かつてはサッカーでその名をあげた矢板東高とはどのような高校なのか。 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
授業第一主義だけど文武両道!矢板東高校の偏差値や概要
矢板東高校の歴史
昭和23年、前身となる「栃木県立矢板農学校」が学制改革の新制高等学校により「矢板高校」として誕生しました。
同時に普通科・家庭科・農業課程をおくと同時に、定時制課程も設置しています。
その後、昭和47年に入り、「矢板東高校」として分離独立を果たします。
この時、全日制課程の普通科が4学級、商業科に2学級、定時制課程の普通科に1学級という編成がおこなわれました。
年月を経て、商業科は廃止になり、普通科の学級数の削減などがおこなわれ、平成24年に付属の中学校が開校しました。
付属の中学校は栃木県内では「宇都宮東高校」、「佐野高校」に続き3校目となっています。
矢板東高校の特色と教育
広大な敷地を誇る矢板東高校には、豊富な緑地があるなど、自然豊かな環境に恵まれています。その豊かな自然のおかげで、春夏秋冬、常に美しい景観を望むことができます。
特に秋になると金木犀の良い香りに包まれ、生徒たちのよき青春の思い出を呼び起こす香りにもなっています。
生徒ひとりひとりの良い所や可能性を伸ばす教育をモットーとし、学習指導や進路指導だけではなく、学科別の指導や、生徒主体の行事、生徒会や部活動の活性化、補習授業などを進めています。
将来の生き方をしっかりと考え、進路目標を定めそれにむかって突き進める力を養うこと、仲間意識や愛校心を高めることに学校側は力を入れています。
それに加え、PTAの活動も盛んでいることも注目点となっています。学校と生徒だけではなく、保護者も交えて一体になることで、より一層の学校の活性化を図っているのです。
矢板東高校の偏差値
矢板東高校の偏差値は58となります。栃木県内の公立高校121校のうち10位に位置していますので、県内ではなかなかの偏差値を誇っています。
私立・公立を交えた193校でも26位となっています。この偏差値の高さは教育指針となっている「授業第一主義」が強く影響しているのかもしれません。
学力向上に最も大切なのは「授業」であるという考えのもと、常に教師はより良い授業をおこなうために日々研鑽に励んでいます。
もちろんそれだけでは結果を得ることはできませんので、生徒たちも予習・復習を怠らないように指導をしています。
予習を経て授業を受け、その授業をきちんと復習する。これこそが基本であり。「授業第一主義」として結果を生み出すための学びのサイクルとして重んじています。
有意義な学校生活
矢板東高校といえば、部活と行事が活発であることが有名です。部活は体育系・文系を問わずどの部も私立高校に劣らない実力を保持しています。
なかでも陸上競技部はずば抜けており、いくつもの優秀な成績を修めています。部活の入部率も高く、成績の高い生徒ほど勉強との両立もきちんとできているようです。
これは2つある教育指針の1つである「文武両道」を実践していると言えるでしょう。
行事に関しては付属中学と合同で行われるものが多いようです。行事数も豊富で、特に1学期には球技大会や体育大会、合唱コンクールなど目玉となる行事が集中しています。
もちろん、秋には文化祭である「矢東祭」もおこなわれ、どの行事も生徒たちが熱心に準備からすべておこないます。時には遅くまで残って準備に励む姿もみられます。
このような有意義な学校生活を送ることで、生徒同士の結束を強め、よき仲間として共に切磋琢磨し、歩んでいけるのです。
まとめ
授業第一主義だけど文武両道!矢板東高校の偏差値や概要
矢板東高校の歴史
矢板東高校の特色と教育
矢板東高校の偏差値
有意義な学校生活