和光 高校 は、幼稚園から大学院までを開校している和光学園のひとつです。 偏差値 は50と中間値ですが、和光学園には「選択をする自由」、「考える自由」、「意見をする自由」があります。
今回は、真に人を育てる教育機関として和光学園をご紹介いたします。
偏差値に惑わされない 本当の生きる力を育てる和光高校の魅力
和光学園の歴史
成城学園を母胎とする和光学園は、1933年に教師や父母らを中心とし新学園として設立されました。
その後、1934年には和光小学校を開校、1947年には和光中学校を開校、1950年には和光高等学校を開校しました。
最近では、和光大学大学院が2003年に開校されました。
和光学園は、創立80年以上となる歴史ある学園でもあります。
和光学園の魅力
和光高校の魅力とは、まず選択制の授業とフィールドワークを重視した授業があげられます。
選択制の授業では、生徒自らが興味のある授業を選び受けることができます。
ですが、教師により授業内容が大きく異なるため、オリエンテーションを受け本当に自分の興味と合致する内容か吟味する必要があります。
授業は少人数制となり、主にフィールドワークやディベート、小論文などが重視されますので、多角的方面からの知識や意見が必要となります。
卓上の授業だけでは詰め込み教育になりがちな内容であっても、フィールドワークを通し経験することにより紙面上の授業でなく生きた授業となる特色を持っています。
では、選択制の授業にはどのようなものがあるのでしょうか。
いち例ですが、ご紹介いたします。
- ひととことば
- 基地問題研究
- 舞踊研究
- 機械工学
- 声楽
- 演劇
- 映像
- 工芸
- 絵画
- メディア論
- コンピューター制御
- 海と人間
- カウンセリング
この他、多くのユニークな授業がありますが、どの授業も広く浅い知識ではなく奥深い知識が身につきます。
自主性がもとめられる学園行事
和光高校では体育祭や文化祭をはじめとする学園行事はすべて生徒が企画・運営をします。全員で考え、話し合い、実行するという自主性が重んじられます。
個々の意見を尊重することから集団力や絆を深めることができます。
授業でも自分の考えや意見を多く求められる和光学園だけあり、ひとりひとりが本音でぶつかり、認め合うこのできる人間関係を学ぶことができます。
みんな違ってそれでいい
和光学園は、みんな違ってそれでいい学園です。
フィールドワークを通し外の世界に目を向け、そこからわき上がる疑問を考え、研究し討論をする。さまざまな角度から物事を考え、それぞれの意見に耳を傾ける。そして、他者を認める。この教育こそが本来あるべき教育の姿なのではないでしょうか。
学ぶことを楽しいと感じられる教育は和光学園の最大の武器であり魅力でもあります。卓上の授業では得られない本当の意味での学問を和光学園では身につけることができます。
そして、考える力や表現する力、自己を肯定する力をはじめ生きていくために必要な力を和光学園では教えてくれます。
和光学園で気をつけるべきこと
自由な校風の和光学園では、学ぶ自由があります。ですが、裏を返せば学ばない自由もあるということです。
選択制の授業も一歩間違えれば、脈絡のない組み合わせになり収集がつかない状態となります。
ですので、必要とあれば親御さんがお子さんにどのようなことに関心があり、どのような授業を選択するつもりなのか一緒に考える必要があるかもしれません。
教師も一緒に考え、ひとりひとりの個を尊重し伸ばしてくれる学園ですので、和光学園の教育方針を存分に生かし、失敗から学び、学問を楽しみ、自分を信じることのできる人格形成がなされるよう親御さんも時には温かい目でお子さんを見守ってあげてください。
まとめ
偏差値に惑わされない 本当の生きる力を育てる和光高校の魅力
和光学園の歴史
和光学園の魅力
自主性がもとめられる学園行事
みんな違ってそれでいい
和光学園で気をつけるべきこと