明るく素直で活気あふれていて、充実した学校生活を送ることを目指す埼玉 浦和南高校 は、1963年(昭和38年)に創立、現在開校55年目を迎えた男女共学、全日制普通科の公立高校です。
浦和南高校はどのような学校なのか 偏差値 や概要を交えてご紹介いたします。
特色ある感動体験が生徒を育てる浦和南高校の偏差値や概要
浦和南高校とは
埼玉県の最南端にあるさいたま市南区に位置する「浦和南高校(正式名称・さいたま市立浦和南高等学校)は、サッカーの強豪校としても有名です。
その実力は全国高等学校サッカー選手権大会で3度も優勝を果たしているほどです。
地元では「浦和南」や「南高」の愛称で親しまれています。
開校から55年というまだ若い学校だからこそできる新たな改革や発展を精力的に行っていることで注目を集めています。
最寄駅はJR埼京線「北戸田駅」より徒歩約10分と駅から学校までのアクセスが良い所も魅力の一つです。
豊かな施設と設備を誇る恵まれた環境の浦和南高校
西には笹目川、南には東京外かく環状道路がある浦和南高校のあるさいたま市南区は「住宅のまち」「商業のまち」としても日々変貌を続けています。
その中で、浦和南高校では生徒たちが恵まれた環境で納得のいく学校生活を送れるよう、施設や設備環境を整えることに力を入れています。
2017年(平成29年)には、埼玉県内の公立高校では初となる校庭の芝生化を実現。星の写真撮影を行うことのできる「天体観測室」や、20基以上の轆轤(ろくろ)が用意されている「陶芸室」など、市立高校としては珍しい施設も兼ね備えています。
この陶芸室では、さいたま市主催の陶芸教室もおこなわれ、開かれた学校として地域との連携にも尽力しています。
近くに外環道路があるため、生徒たちの学習環境を損ねないようにと、学校敷地内には「防音壁」が設置されており、環境改善にも努めています。
浦和南高校の教育
2013年(平成25年)に「進学重視型単位制高校」へ移行し、新たなスタートを切った浦和南高校では、少人数型の授業展開、進学重視型のカリキュラム編成を実施しています。
生徒たちの学力向上と、希望進路の実現をめざし一丸となって生徒たちのサポートを行っています。
2017年(平成29年)からは、教育課程の大幅な見直しもおこない、週34単位を確保するために「55分授業」や年8回程度「土曜授業」をスタートしました。
修学旅行となる「海外研修旅行」では毎年海外へ赴き、現地でに英会話の実践や、宿泊を伴う農業体験(ファームステイ)など、公立高校とは思えないハイレベルな国際交流や体験学習もおこなっています。
海外研修旅行を通じ、国際的な視野を広げていくことが狙いとなっています。
他にもさまざまな企業との連携により各企業の最先端となる現場見学や、第一線で活躍している各分野の研究者による特別講義を受ける「社会探検工房」や「海の生物学」など、特色溢れる体験活動も取り入れています。
特色豊かでユニークな行事が数多くある浦和南高校は、学校側の意志を生徒たちがしっかりと受け止め、勉強や部活動、行事などに積極的かつバランスよく参加し充実した学校生活を送っています。
浦和南高校の偏差値と進路
例年、約9割近い生徒が現役で大学への進学を実現している浦和南高校の偏差値は61となります。
埼玉県内の高校435校のうち73位、公立高校のみでみると268校のうち26位と中堅校としてその地位を確立しています。
入試倍率も2018年度は1.2倍となりましたが、多くの年は1.5~1.6倍となっていて、県内で入試倍率が確認できる高校356校のうち28番目の倍率の高さとなりますので、特色溢れる教育や行事などの影響もあり人気を集めているのでしょう。
進路指導では、地元の国立大学となる「埼玉大学」との連携による「高大連携講座」が行われています。
他にも生徒一人ひとりにあったきめ細かな進路指導や補習をおこない、3年間を見通した進路指導計画が成果をあげています。
例年、県内の国立・私立大学のみならず、首都圏の難関国立・私立大学にも多くの合格者を排出しています。
学校側から公開されている直近の進路結果状況をみると、最も多いのは都内にある私立大「東洋大学」となり100人以上の生徒が進路を進めています。
武蔵野大学や日本大学にも30名以上が進路を進めており、国立よりも私立大学への進学が目立ちます。
私立難関と名高い早稲田大学や慶応義塾大学へも毎年合格者を排出しています。
まとめ
特色ある感動体験が生徒を育てる浦和南高校の偏差値や概要
浦和南高校とは
豊かな施設と設備を誇る恵まれた環境の浦和南高校
浦和南高校の教育
浦和南高校の偏差値と進路