浦和学院高校 は埼玉県にある私立高校で、学生数2,500人をこえるマンモス校です。部活動が活発で、特に野球部は甲子園で優勝歴があり注目されています。浦和学院出身の有名人やスポーツ選手も多いです。
今回は、浦和学院高校のコースと 偏差値 についてご紹介します。
多様なコース展開!浦和学院高校の偏差値は?
3つの類型、9のコース、幅広い偏差値
高校を選ぶ時、偏差値は重要な合格基準です。しかし浦和学院の偏差値は、47~63位と幅が広く驚く人が多いでしょう。それもそのはず、普通科とは言えコースによって大きく変わってくるのです。
まず「国際類型」、「特進類型」、「進学類型」にわかれます。そこからさらに合計9つのコースが展開しています。では具体的にみていきましょう。
国際類型
国際類型は、将来国内外でグローバルに活躍したい人向けのコースです。週の授業時間は34時間、部活動の代わりに8、9限があります。
グローバルコース:偏差値60~61
国際類型に入学するとグローバルコースに進みます。グローバルコースの最大の魅力は、カリキュラムに短期、または長期の留学プログラムが組み込まれていることです。
入学時に1か月か1年の留学を選択し、短期の場合は2年次の夏にオーストラリアへ、長期の場合は1年次の3学期にカナダへ留学します。
留学後はTOEIC850点以上取得を目標に、最終的には国内外の難関大学への進学を目指します。
特進類型
特進類型は、難関国公立大学や私立大学進学を目標としたコースです。週37時間授業にプラス8、9限まであります。特進類型は更に進学目標別に3つにわかれます。
T特コース
東京大学や京都大学など最難関と言われる国公立大学合格を目指すコースです。部活動への参加はできませんが、主体的に学べる実践的な授業や講座を通して学力向上を図ります。
S特コース
難関私立や難関国公立大学を目指すコースです。こちらも部活動の代わりにフォローの行き届いた学習をすることができ、筑波大学のような関東圏の難関国立大学や難関私立大学の現役合格を目指します。
特進コース
国立大学や難関私立大学を目指すコースです。GMARCHをはじめとする難関私立大学や国公立大学の合格を目指します。カリキュラムはT特、S特同様ですが、特進コースは一部の部活動に参加することができます。
なお、平成30年度入試より既存の4コースが上記の3コース(T特、S特、特進)に再編成されました。
目安として既存4コースの偏差値は、「特選文系リーダーズ」と「特選理系サイエンス」、「特進国立プログレス」が偏差値58~63、「特進私立アブソルート」が偏差値56~59となっています。
進学類型
進学類型は、週の授業時間30時間のほかにサポート学習や演習があり、部活動ができるカリキュラムになっています。
文理選抜、文理進学、総合進学、保健医療、アート(美術)の5コースにわかれ、勉強と部活動を両立し文武両道を目指す学生にあっています。
文理選抜コース:偏差値53~55
部活動をしながら勉学にも力を入れられるバランスのよい高校生活を送れるコースです。受験では難関私立大学に現役合格できるようレベルの高い授業が行われています。
文理進学コース:偏差値49~51
多くの学生が部活動に励みながら、主に推薦入試で大学進学を目指すコースです。
総合進学コース:偏差値46~47
進路がまだ決まっていない学生が充実した学校生活をしながら可能性を見出すことができるコースです。
保健医療コース:偏差値49~52
看護、医療系の大学進学を目指す学生に特化したコースです。実践的なカリキュラムから医療分野の基礎知識を学ぶことができます。
アート(美術)コース:偏差値47~51
美術系の短大、4年制大学進学を目指す学生向けのコースです。デッサンなどの基礎から学ぶことができます。
募集定員800人!
今回は浦和学院高校のコースの特徴と偏差値に絞ってみました。一概に普通科とはいいがたいコース展開に驚かれたのではないでしょうか?
毎年の募集人員は800人と多いですが、多種多様な学生のニーズに応えてくれることがわかります。興味のあるコースがありましたら、ぜひ学校説明会に行き直接話を聞いてみましょう。
まとめ
多様なコース展開!浦和学院高校の偏差値は?
3つの類型、9のコース、幅広い偏差値
国際類型
進学類型
募集定員800人!