浦和学院といえば甲子園を連想するという人が多いのではないでしょうか。 浦和学院 は甲子園で優勝経験のある 野球 部で有名です。
そして、その他のスポーツや勉学においても重点をおく県内最大規模のマンモス校です。強豪浦和学院の野球部や国際教養に力を入れている教育についてもご紹介します。
強豪野球部や魅力のある教育の取り組みで人気の浦和学院
浦和学院の概要
浦和学院は埼玉県さいたま市に所在し、学校法人明星学園が運営する共学の私立高校です。
募集定員800人に対し5倍という4,000人もの人が受験するという大変人気のある学校であり、最近においてはあまりの人気ぶりに入学者数は1,000人を超えるという状況となっています。
浦和学院では問題解決型教育ということを行っています。ひとりひとりが自己を管理し、あらゆる場面に適応できる力を養いながら問題解決型の思考方法を身につけます。
また東日本大震災直後より支援活動を行っています。「何を感じ、何を考え、何を行動するのか」という精神のもと、現在では支援から交流へと存続しています。
野球といえば浦和学院野球部
浦和学院野球部は県内において甲子園出場回数最多数という強豪な野球部として有名です。プロ野球選手を多く輩出しており、また卒業後も社会人・大学野球で多くの選手が活躍しています。
野球部の歴史は昭和59年にさかのぼります。元プロ野球選手だった故・野本喜一郎氏が浦和学院の野球部監督に就任しました。そして無名だった浦和学院野球部を全国ベスト4にまで導きました。
その後、県大会や関東大会で優勝を果たすも、ベスト4をなかなか超えることができませんでした。甲子園で勝てない時期は続きましたが、2013年、現在も監督をされている森士氏の就任から21年越しにして悲願の全国制覇を果たすことになりました。
平成23年度より生徒会・吹奏楽部・ソングリーダー部・野球部で「浦学ファイヤーレッズ」を結成し、より一体感が高まっている浦和学院です。
野球部に負けじと盛んに行われている部活動
野球部以外の部活動では、男子ハンドボール部・硬式テニス部・吹奏楽部・サッカー部などが盛んに活動を行っています。いずれも大会や総体、またコンクールなどにおいて非常に良い成績をおさめています。
この他、パワーリフティング部・アメリカンフットボール部・馬術部・漫画研究部など珍しい部活動もあり盛んに活動が行われています。
国際教養を重視する設置コース
現代におけるグローバル化により、社会を生きる一員として国際化の波から逃れることはできません。そこで大切になってくるのが「国際教養」です。
社会変化の中を生き抜くための「力」や「考え方」を養う必要があるのです。生徒ひとりひとりに合った指導をするため、さまざまな類型・コースが設けられています。
国際類型
グローバルコースには留学とフォローアップ講座が設置されています。難関私立大学の合格に向けた対策や英語・国際教育などのグローバルリーダーの基礎を学びます。
特進類型
リーダーズ(特選文系)コース・サイエンス(特選理系)コース・プログレス(特進国立)コース・アブソルート(特進私立)コースにわかれます。各自志望する大学を目指し、進学講座や特別プログラムを受講します。
進学類型
文理選抜コース・文理進学コース・総合進学コース・保健医療コース・アート(美術)コースにわかれています。各自の進路に応じたコースを選ぶことで、高いレベルの授業展開、各種サポート学習などを受けることができます。
国際教育を養うためのさまざまな取り組み
国際類型はイマージョン教育、特進類型はGTEC対応英語教育、進学類型はUGASとしての「英語の時間」、など2年間を通したプログラム学習が行われ国際教養を養います。
また平成27年度の入学生より修学旅行の行き先が選択制となり、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなどの英語圏の中から選ぶことができます。
自ら選ぶことで自主的に活動する力を養い、また違う地域を選んだ友達の話を聞くことで、さまざまな刺激を受けることができます。
留学生の受け入れも積極的に行われています。浦和学院の生徒・留学生共に同じ学校生活を送ることで、互いの習慣や考え方の違いを理解しあい友情を深めることができます。
飛躍的に伸びている現役進学実績
「部活動の浦学」だからこそ「進学の浦学」と言われています。部活動やボランティア活動などで充実した学校生活を送ると共に、現役で進路を進むことの重要さを学んでいるからです。
実際、現役での進学率は8割以上と高く、面談・ガイダンス・講座・面接試験対策などのきめ細かい指導やサポートが行き届いていることがわかります。
まとめ
強豪野球部や魅力のある教育の取り組みで人気の浦和学院
浦和学院の概要
野球といえば浦和学院野球部
野球部に負けじと盛んに行われている部活動
国際教養を重視する設置コース
国際教育を養うためのさまざまな取り組み
飛躍的に伸びている現役進学実績