浦和学院 は 偏差値 が46~63とコースによりおおきく異なる男女共学の私立高です。在籍するおよそ2,600名からなる生徒は10種類のコースにわかれ、勉強やクラブにいそしんでいます。
また、浦和学院高等学校は高校野球の名門校とも呼ばれています。
今回は、浦和学院高等学校の偏差値や、詳細についてお話しします。
浦和学院の偏差値 ~県内1を誇るマンモス校~(前編)
浦和学院高等学校とは
学校法人明星学園が母体となり経営している「浦和学院高等学校」は、1978年に設立された普通科で共学の私立高校です。
併設校には「明星幼稚園」と「浦和学院専門学校」があります。
その特徴といえば、埼玉県内一の生徒数の多さです。
現在の生徒数はおよそ2,600人となり、募集定員は800名、受験者数はなんと約4,000人を超えることもあるといわれています。
県内最大規模となる「浦和学院高等学校」は昨年の入学人数は定員を大きく上回る1,017人と発表されており、その人気の高さを裏付けています。
3学期制で授業時間は45分。各週の土曜日にも授業をおこなっています。
「メディアリテラシー教育」やあの世界最大と名高いランゲージスクール「ベルリッツ」と提携した実用英語講座「エクステンション講座」と呼ばれる実用英語講座を週に2日おこなうなど、特色ある教育や指導が注目されています。
部活動も盛んにおこなわれており、高校野球優勝の経験を持つ野球部をはじめ、「硬式テニス部」「ハンドボール部」「吹奏楽部」「ソングリーダー部」など、全国大会出場を果たし、成績を残しています。
県内では珍しい「ゴルフ部」や「乗馬部」などあり、学校が目指す一人ひとりの将来にみあった指導ができる体制を整えています。
大学進学率も高く、MARCHや日東駒専などへの現役での進学率の高さも、埼玉県内ではベスト10にはいるほどの実績を持っています。
設置しているコースとそれぞれの偏差値
生徒それぞれの志望する進路や、個々の特性にみあった指導をおこなうため、浦和学院高等学校では、3類・10のコースを設置しています。
このコース編成は、1978年に設立後、何度か再編成を繰り返し現在に至ります。
それぞれのコースについてご紹介していきましょう。
国際類型
I類のコースは「グローバル(国際)」のみとなっていて、早稲田や慶応、上智やICUなどの最難関私立か、海外の大学に目標を定めて指導を行うコースです。
短期・長期の留学プログラムや、徹底したフォローアップをおこなう講座で、TOEIC750点以上を目指し、グローバルリーダーへの基礎を叩き込みます。
偏差値は約61程度で、平成29年度の募集人数は50名でした。このグローバルコースは、入試は推薦入試のみとなっているため、狭き門となっています。
特進類型
難関国公立大学・私立大学への現役合格主義という言葉を掲げ、「浦学特進」という名の8つの独自プログラムでを取り入れ、目標進路ごとに4つのコースにわかれます。
リーダーズ(特選文系)コース
京大・東大などの最難関国公立大学文系学部への合格を目指すコースで、偏差値はおよそ62~63程度です。
東大合格のための「Tプロジェクト」や課目によっては個別授業もおこないます。
サイエンス(特選理系)コース
最難関国公立大学・私立大学の理工系学部や、医歯薬学系学部への合格を目指すコースです。偏差値はおよそ61~63程度となっています。
リーダーズコースと同様に進学講座が必修となり、2年次より「理工系」「医歯薬系」を目指し、徹底指導を開始します。
プログレス(特進国立)コース
埼玉大学をはじめとした、関東圏にある国公立大学の現役合格を目標とするコースです。
リーダーズ・サイエンスとは違い、進学講座が選択制になっているため、一部の部活動への参加が認められています。
このコースでは2年次より文系か理系にわかれて指導をおこないます。偏差値はおよそ60~61程度となっています。
アブソルート(特進私立)コース
偏差値は59~60程度で、明治大学や青山学院大学のような難関私大学への合格を目指すコースです。
プログレス同様に、2年次より文系か理系にわかれて指導をおこないます。
進学講座についても選択制となっているため、一部の部活動に参加することが可能となっています。文武両道を目指すことが可能なコースともいえます。
進学類型
一人ひとりの個性や可能性に合わせた特色豊かな指導を目指す浦学の真骨頂を発揮するコースです。
偏差値53~55の「文理選抜コース」は有名私大を目指すコースで、2年次より文系か理系にわかれます。
偏差値47~51の「文理進学コース」も有名私大を目指しますが、こちらは2年次より「文系」「理系」「スポーツ文化系」の3つにわかれることになります。
偏差値46~47となる「総合進学コース」では、私大の文系学部、もしくは情報系の大学を目指します。
そのため、2年次からは文系のカリキュラムが中心となる「総合系」か、コンピューター関連の科目を専門的に学ぶ「情報系」にわかれます。
偏差値49~52となる「保健医療コース」は、その名のとおり、看護や医療系の学校を目指すコースです。
2年次からはより本格的な基礎保健医療の授業が始まり、外部から招いた専門家による講義や実習、施設や学校の見学なども積極的におこなっています。
偏差値46~50となる「アート(美術)コース」では、普通科でありながら、美術系の大学を目指すため、週に6~8時間程度、デザインや絵画など、美術についての専門的な授業をおこないます。
⇒ 後編へ続く
まとめ
浦和学院の偏差値 ~県内1を誇るマンモス校~(前編)
浦和学院高等学校とは
設置しているコースとそれぞれの偏差値