東京都板橋区に位置する「 東京家政大学付属高校 」は、中高一貫の私立の女子高校です。
平成28年に創立135周年を迎えた由緒正しい伝統と長い歴史をもつ「東京家政大学付属高校」とはどのような学校なのか、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
25歳の自分のために。東京家政大学付属高校の偏差値や概要
時代を担い活躍する女性の育成
東京家政大学付属高校の前身となる「和洋裁縫伝習所」が本郷湯島に創立されたのは明治14年です。平成30年なる今年度に創立137年を迎えました。
自主自律を建学の精神に掲げ、思いやりとしなやかさを併せ持つ、21世紀の社会に貢献できる女性の育成に励んでいます。
名実ともに自立した女性の育成は、これからの社会にとってい必要不可欠であると考えているのでしょう。この建学の精神は付属中学でも掲げられています。
しかしそれは生徒にのみ科せられるものではなく、全教職員にも「自主自律」の精神を理解し、尊重するように指導する徹底ぶりです。
自主自律の精神のもと、東京家政大学付属高校では思いやりと優しい心を併せ持ち、自ら学ぶ豊かな品性を携えた女性の育成を進めています。
東京家政大学付属高校の特色と教育
めざましくグローバル化していく世の中に臨機応変に対応できる人材育成を目指し、高い志を持ち、国際化・高齢化のような激しい社会の変化をしなやかに、たくましく生き抜く力をもった人材育成をおこなっています。
21世紀の国際社会で活躍し貢献できる女性像の育成こそが東京家政大学付属高校が目指す教育です。
グローバル教育やICT教育のような特色豊かな教育をはじめとし、生徒それぞれの可能性を伸ばす教育をモットーとしています。
東京家政大学付属高校の生徒が25歳になった時の自分の未来像をきちんと見据えさせるためのキャリア教育「ヴァンサンカン・プラン」を柱に、主体的で奥の深い学びをつうじ、学力向上を図っていきます。
そうすることで自らの希望進路・夢を実現できるだけの確かな学力を身に着けていきます。
東京家政大学付属高校の設置学科と偏差値
東京家政大学付属高校は普通科のみとなっていますが、その中に「躍進i」と「躍進i-E」の2つのコースにわけられています。
偏差値は「躍進i-E」が60、「躍進i」が54となっています。入試の倍率的にはどちらのコースも1.03~1倍程度です。
東京家政大学付属高校の教育は「グローバル社会で活躍できる女性」の育成がメインです。
その中で「躍進i教育」では、地球規模という大きな視点で物事を判断し、考え行動しなければならないボーダーレス時代に、いかに活躍・貢献できるか、その時に必要となるスキルを養います。
そのスキルとは異文化間コミュニケーション力となる「intercultural communication」、情報リテラシーを習得する「information literacy」、さまざまな人たちを包み込む社会となる「inclusive community」、これら3つの創造のために貢献できる女性を育成するものとされています。
「躍進i-E」となる「E CLASS」では、さらにグローバル社会に対応すべく、より高度でレベルと質の高い英語を学ぶための指導を行います。
昨今注目されている「英語4技能」を効果的に伸ばすための豊富なプログラムと学習環境を用意することで、大学入試に太刀打ちできる英語力やグローバル社会で活躍できる英語力を高めていきます。
独自のキャリア教育プログラム
先ほどお話しした中に登場した「25歳になった時の自分の未来像」は、東京家政大学付属高校独自のキャリアプログラムです。
「ヴァンサンカン・プラン」と呼ばれているこのプログラムの名前はフランス語で「25歳」という意味を指しています。
社会の中で自己の確立や活躍できる機会が増える25歳をターゲットにし、理想の未来像を思い描くことで、その実現のために、今なにをすべきかを考えます。
そうすることで人間力を高める結果へと導きます。
高大連携の探究プログラムや、さまざまな体験的な行事、豊富なオリジナルプログラムへと取り組んでいくことで、理想の実現への橋渡しを行います。
25歳の自分にむけた作文製作から始まり、保育や介護などの現場を訪問し体験するボランティア活動、働く意義や必要性を考え、自己成長欲求や知的関心を高め学びの動機づけにつなげる「CAS PROGRAM(キャスプログラム)」やOG講演会など、あらゆる角度から未来の自分をみつける作業を繰り返します。
まとめ
25歳の自分のために。東京家政大学付属高校の偏差値や概要
時代を担い活躍する女性の育成
東京家政大学付属高校の特色と教育
東京家政大学付属高校の設置学科と偏差値
独自のキャリア教育プログラム