由緒正しい長い歴史と伝統に培われ、日本一の大学として名実ともにその地位を確立した「 東京大学 」その東京大学の 偏差値 とはどれほどでしょう。
各 学部別 の偏差値だけでなく、前期課程で属することとなる各科類の偏差値についてもご紹介します。
東京大学学部別偏差値ランキングと前期課程の各科類の偏差値
東京大学とは
日本の並みいる国立大学の頂点となる「東京大学」、通称「東大」は欧米諸国のさまざまな制度に倣った近代的なスタイルを持つ国内初の大学として設立されました。
平成29年に創設140周年を迎え、大々的な記念事業も行われ、その歴史の長さにも圧倒されます。
長年培った歴史から得た経験だけではなく、常に進化し変わり続けることを恐れない、まさにキングオブ日本の大学の称号を欲しい侭にしています。
入学してからの流れ
東京大学への入学後、最初の2年間は「教養学部」に属し学修を行います。これを「前期課程」としています。
このうち最初の1年半では「文科I類」「文科III類」、「理科I類」「理科II類」「理科III類」に学生はわかれ、それぞれ基礎に始まり、そこに加えて総合や主題となる各科目を学んでいくこととなります。
最初の2年のうち残りとなる半年では、進学が内定している学部の専門的な教育科目をメインとした学修をおこないます。
その後、後期課程に入りますが、その際の学部への進学は学生の希望だけではなく、前期課程での成績により決定するとされています。
各科類より進学することが可能な学部
前期課程を無事終え、後期課程で進学できる学部は以下のとおりとされています。
これは前期で選択した科類と、後期で受けることのできる学部との基本的な関係となっていますが、実際はどの科類からでもすべての学部に進学が可能な枠も設けられています。
- 文科I類 「法学部」「教養学部」
- 文科II類 「経済学部」「教養学部」
- 文科III類 「文学部」「教育学部」「教養学部」
- 理科I類 「工学部」「理学部」「薬学部」「農学部」「医学部」「教養学部」
- 理科II類 「農学部」「薬学部」「理学部」「工学部」「医学部」「教養学部」
- 理科III類 「医学部」
このような関係性が定められていますが先にお話ししたように例外となる枠も存在します。
しかしすでに後期課程での学部を視野に入れているのであれば最初から後期課程で希望する学部に属せるように準備や対策をしておくことをおすすめします。
各科類における偏差値ランキング
学部別の偏差値ランキングの前に、前期課程で必須となる各科類ごとの偏差値ランキングをご紹介しておきましょう。
第4位 偏差値74
- 文科三類(文学部・教育学部・教養学部)
- 理科二類(農学部・理学部・薬学部・医学部・工学部・教養学部)
第3位 偏差値75
- 文科二類(経済学部・教養学部)
- 理科一類(工学部・理学部・薬学部・農学部・医学部・教養学部)
第2位 偏差値76
- 文科一類(法学部・教養学部)
第1位 偏差値80
- 理科三類(医学部)
一番低い偏差値でも74となる東京大学はまさに王者の名に恥じないレベルの高さをみせつけています。
さらには1位となる東京大学の花形とも呼ばれる医学部がある「理III」は頭一つ抜け出した驚きの偏差値をたたき出しています。
東京大学の学部別偏差値
東京大学には10の学部が設けられています。これらは先にお話ししているとおり、後期課程から属することができ、それぞれで専門性の高い学修を受けることが可能となります。
10の学部は主に3つの偏差値グループにわけられます。
そのうち「医学部」と「教養学部」の2つは偏差値に幅がありますのでこちらに関しては高い偏差値のほうでグループわけをいたします。
第3グループ 偏差値67.5
- 「経済学部」「文学部」「教育学部」「工学部」「理学部」「農学部」「薬学部」
第2グループ 偏差値70
- 「法学部」「教養学部(67.5~70)」
第1グループ 偏差値72.5
- 「医学部(67.5~72.5)」
ここでもやはり医学部は断トツの偏差値となっています。偏差値の幅がありますが、最低でも67.5という高い偏差値となりますので、その実力が偏差値から伺えます。
まとめ
東京大学学部別偏差値ランキングと前期課程の各科類の偏差値
東京大学とは
入学してからの流れ
各科類より進学することが可能な学部
各科類における偏差値ランキング
東京大学の学部別偏差値