徳島県阿南市に位置する「 富岡東高校 」は、全日制と定時制のある併設型の公立の中高一貫校です。
徳島県内では1・2を争う名門進学校である「富岡東高校」の 偏差値 はどのぐらいなのか、学校の概要を交えながらご紹介します。
徳島の期待の星、歴史ある進学校、富岡東高校の偏差値や概要
富岡東高校とは
明治45年に開校された「徳島県那賀郡立那賀実科高等女学校」が前身となる富岡東高校は、平成24年に100周年を迎え、今もさらなる歴史を刻み続けている伝統ある高校です。
当初は女学校としてスタートを切りましたが、昭和23年の学制改革により男女共学へ、昭和24年の高等学校再編成により「徳島県富岡東高等学校」へと改称しました。
現在の名前となる「徳島県立富岡東高等学校」になったのはそれから数年後となる昭和31年のことでした。長きにわたる歴史の中には、学科再編などで普通科以外にも商業科や、「衛生看護科」となる専攻科なども新設されました。
過去には「家庭科」も設置されていたそうです。現在は全日制と定時制に「普通科」を、全日制のみに「商業科」を設けています。
中高一貫校のスタイルになったのはごく最近のことで、平成22年に「徳島県立富岡東中学校」を併設し今の併設型中高一貫校としてその地位を確立しました。
富岡東高校の偏差値
先にもお話ししたように、富岡東高校は偏差値的にみると、県内では6位、公立高校だけでみても5位となりますので、かなりの高い偏差値となっています。
実際、県内エリアではトップクラスではないかとの評価もあります。その富岡東高校の偏差値は「63」で、これは「普通科」の偏差値となっています。
ちなみにもう一つ設けられている「商業科」の偏差値は46となりますので県内の高校ランキングとしては中間あたりに位置しています。
富岡東高校の進路
平成20年に新校舎が完成して日が浅いこともあり、勉強する環境としてはかなりの高環境を保持している富岡東高校。図書室の使いやすさも生徒の間では評判です。
しかし、学校全体の雰囲気が少々保守的な面が強くのんびりした印象があることも口コミで上げられます。
そのため、難関国公立私立大学を目指すのであれば、個人の努力が必要不可欠です。本気で挑む生徒には学校側も手厚いサポートを惜しみません。
その結果は進路実績へと反映されています。平成29年度の進路実績をみると、4年生国立大学への入学者数は72名、同公立大学へは24名、同私立大学へは51名となっています。
どのような難関大学への合格切符を手に入れているかをみてみると、京都大学が5名、大阪大学に4名、東京大学と名古屋大学にそれぞれ1名ずつが合格しています。
合格者数でみると最も多いのはやはり地元の国立大学となる「徳島大学」です。大半が1桁の合格者数となっている所、徳島大学だけが29名と2桁の合格者を輩出しています。続くのは私立大学で関西学院大学、立命館大学などの名前が上がります。
やはり立地的に、地元近隣の大学でない場合は関西エリアの名門校への進路希望者が増える傾向にあります。関東エリアでは明治大学や青山学院大学の名前があがってきます。
大半の生徒が部活動に精力的に参加している
名門進学校の多くは「文武両道」を実践できているところが圧倒的です。やはり地元の進学校と名高い富岡東高校もそのとおりです。
おだやかな校風でありながらも、運動系では「剣道部」や「弓道部」、「軟式野球部」や「バスケットボール部」は多くの実績を上げています。文化系のクラブでは「放送部」が「HNK杯全国高校放送コンテスト」に出場するなどで評価を得ています。
もちろん、これ以外にも多くの部活動があり、生徒たちがそれぞれの個性を活かし、勉強だけでは得られない価値のあるスクールライフをエンジョイしています。
まとめ
徳島の期待の星、歴史ある進学校、富岡東高校の偏差値や概要
富岡東高校とは
富岡東高校の偏差値
富岡東高校の進路
大半の生徒が部活動に精力的に参加している