海外へ留学するとき、また、社会に出てから耳にするtoeicですが、いったい何をあらわしているのかご存知ですか?これは、企業や大学が客観的にその人の英語力を把握するための数値です。
この toeic の試験では、項目ごとの 時間 の 配分 を事前から準備しておくと高得点をとることができます。
toeicは時間の配分で得点差がでます
リスニング問題は4部構成
リスニングは合計45分間行われ、質問は100問出題されます。
- 1部目 約5分 10問
- 2部目 約10分 30問
- 3部目 約14分 30問
- 4部目 約16分 30問
となっています。100問も出されてしまうのかと思ってしまいますが、慌てずに対応していきましょう。
リスニングを攻略するには?
1部目は描写問題の絵が10枚出題されます。90秒間の説明アナウンスが流れている間にこの10枚全てに目を通し、その写真に出てきそうな名詞や動詞を整理し、設問に備えておきましょう。
2部目は応答問題であるため、自分の手元にある文字情報しかありません。しかし、「Mark your answer on your answer sheet.」という設問なので、説明アナウンスの間に設問に目を通しておくと、緊張もやわらぎ、集中して試験に臨めるのではないでしょうか。
3部目は1,2部目よりも先読みが必要となります。50秒間の説明アナウンスの間に少しでも多くの設問に目を通しておく必要があります。ここで大事なことは、設問に目をとおすことで、選択肢に目を通さないことです。
設問を理解しておくことでリスニングではポイントを外さずに聞き取ることができます。試験では、1つの会話問題が終わると約8秒の時間があります。その間に次の設問を先読みしていくことで、先読みをしないときよりも数段、理解がしやすくなるでしょう。
4部目は説明文問題です。ここでも、3部目と同様に設問の先読みをすることが有効です。4部目も1つの説明文問題のあとに約8秒の時間があります。この時間を次の問題の設問の先読み時間に充てましょう。
リーディング問題は3部構成
リーディング問題では、最後の問題にいかに時間を残すかが勝負となります。
- 5部目 約20分以内 全40問
- 6部目 約8分以内 全12問
- 7部目 約48分以内 全48問
で解くことが理想といわれています。
5、6部目では1問当たり数十秒で対応をしていかないと最後まで解き切れない、途中で試験そのものを諦めてしまうことにもなりかねないといわれているほど、リーディング問題は時間が足りないと試験を受けた方達は感じるようです。
試験対策を万全に
試験を受験すると決めたら、過去の問題集を購入し、実際に時間を計りながら解いていくことで、試験当日にも緊張のしすぎや、パニックになることなく問題に向き合えるのではないでしょうか。
この計測という作業は手間もかかりますし面倒なことではありますが、当日に時間に追われたばかりに間違いを誘発してしまう原因となるのであれば、先回りをして避けたいものです。
また、普段から耳を英語に慣れさせておくことは、とても重要なことであることがこのtoeicから学ぶことではないでしょうか。
試験の有効性
このtoeicは世界ではあまり馴染みのない試験であり、実際にtoeicの数値を相手に伝えても理解されないことが多いようです。しかし、留学や海外赴任をしたときに、実際に英語で困ることなく仕事や生活ができるとされるtoeicの得点は700~800点とされています。
満点が990点とされるこのテストでは、かなり高い点数といえます。世界で馴染みがないとはいえ、やはりこの点数を取るには相当な英語力が必要とされますので、海外へ出てからの人生を考えると、受験をしても無駄のないものだといえるのではないでしょうか。
まとめ
toeicは時間の配分で得点差がでます
リスニング問題は4部構成
リスニングを攻略するには?
リーディング問題は3部構成
試験対策を万全に
試験の有効性