多治見西高校 は岐阜県多治見市にある私立高校です。被服科、商業科、普通科の3コースがあり、普通科では男女共学のコースが設置されています。ひとりひとりの個性を大切にしたきめ細やかな指導が魅力的な伝統校です。
入学してよかった!多治見西高校の魅力について
多治見西高校の歴史
多治見西高校は岐阜県多治見市明和町1丁目18番地にある共学制の高等学校です。
明治41年に堀きさが多治見裁縫女学校を創立したのがはじまりです。多治見市新富町に校舎を移転したのが昭和2年3月です。その後校名を多治見高等家政女学校とし、昭和23年菫女子高等学校を設置しました。
普通科ができたのが昭和31年、昭和46年には普通科にピアノコースが設置されました。昭和47年には現在の校名である多治見西高等学校に名称変更し、昭和51年に共学制の普通か蛍雪コースが新設されました。現在は音楽科の募集を停止しています。
多治見西高校の魅力
多治見西高校は女子クラスの被服科と商業科があります。男女共学には普通科特別進学コース・蛍雪コース・中高一貫校コースがあり、女子クラスの普通科には国英コースがあります。
幅広い学科があるのが一番の魅力です。個性を大切にし、部活や生徒会、資格取得などでそれぞれの個性を伸ばすことを重要視しています。
多様性のある生徒たちが認め合い、お互い協力し合い落ちついた環境の中で自分磨きができる点はとても魅力があります。生徒の学力に応じた指導をきめ細かく行うことで的確な進路指導が行われています。
多治見西高等学校の特色の中で素晴らしいところは保護者や兄弟が卒業生や在校生である生徒がとても多いことです。これは魅力的な学校であることが受け継がれている証拠です。
伝統の被服科はどんなことをするの?
被服科は108年の伝統と時代に即したカリキュラムを実践しています。洋裁だけでなく和裁の制作技術を養成し、応用力や実践力がつくように授業が考えられています。
卒業生は専門学校や短大の進学が多く、就職する割合は2割です。ファッションデザインの授業も取り入れられ、自分らしさを表現することを重要視してカリキュラムが構成されています。
被服科文化部合同発表会において卒業発表としてのファッションショーが開催されています。振り袖やウエディングドレスをデザイン・制作して披露しています。
多治見西高校の校則
多治見西高校はあまり校則が厳しいわけではありません。服装検査は定期的には行われていませんが、学期始めで実施されることがあります。
女子の夏の制服はかわいいと評判のセーラー服、冬はカッターとベストです。また、女子のみ靴下の指定があります。携帯は使用禁止となっています。
多治見西高校の偏差値
多治見西高校の偏差値は60~37と幅があります。岐阜県内の私立では56校中3位と上位校です。一番偏差値が高いのは普通科の蛍雪コースです。こちらは県立の併願校として受験する生徒が多くいます。
普通科の特別進学コースが偏差値52、普通科国英コースが偏差値46、商業科が偏差値39、被服科が偏差値37となっています。
多治見西高等学校の学費
多治見西高等学校の入学手続き時に支払う入学金は30,000円と施設費160,000円です。毎月の授業料は26,000円ですが、所得に応じた就学支援金があります。
教育充実費が12,800円、生徒会費300円、育友会費700円、後援会費1,300円を毎月支払います。以上、初年度は683,200円の納入となっています。
多治見西高校の進学先
多治見西高等学校の進学先は5割以上が大学に進学しています。主な大学は愛知淑徳大学、南山大学、中部大学、名城大学、名古屋外国語大学、愛知学院大学、立命館大学などです。国立大学では宮崎大学、東京農工大学、岐阜大学、三重大学などに進学実績があります。
短大・専門学校の進学は3割、就職などは2割程度です。
まとめ
入学してよかった!多治見西高校の魅力について
多治見西高校の歴史
多治見西高校の魅力
伝統の被服科はどんなことをするの?
多治見西高校の校則
多治見西高校の偏差値
多治見西高等学校の学費
多治見西高校の進学先