卒検 とは運転免許取得のため指定自動車教習所において最後に行われる技能面でのテストのことです。これに合格すると卒業証書がもらえます。卒検についての概要や、卒検を乗り切るコツ、その他のことについてご紹介します。
最後の技能試験である卒検について(前編)
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免許の種類について
免許を取得する際,まずは免許にはどのようなものがあるのか、など知っておくことが大事です。運転免許の種類は3種類あります。第一種免許、第二種免許、仮免許の3種類に区分されています。
第一種免許
第一種免許には10種類あります。ほとんどの人が取得するのが普通免許です。普通免許を取得すると普通自動車、小型特殊自動車、原動機付自転車に乗ることができます。
第二種免許
全部で5種類あります。大型特殊第二種免許、普通第二種免許、中型第二種免許、大型第二種免許、けん引第二種免許です。
仮免許
ほとんどの免許を対象に、運転講習や練習をした人が技能試験や技能検定を受けるときに必要な免許です。仮免許証を取得することにより一般道路での運転練習ができるようになります。
運転免許取得までの流れ
学科教習、技能教習ともに、まずは第一段階を受けます。その後仮免許試験を受けます。合格すると学科教習、技能教習ともに第二段階へと入ります。第一段階よりも第二段階の方が技能も知識も高度になります。そして技能教習の方は公道を走る路上教習となります。
第二段階の講習をクリアすると、いよいよ卒検を受けることになります。この卒検に合格しないと卒業にはなりません。卒検は技能試験だけで学科試験はありません。
卒業証書を運転免許試験場に持参すると技能試験は免除となります。適性試験や学科試験を受けますが有効期限というものがあります。期限を過ぎてしまわないように気を付けなければなりません。これに合格すると免許を取得できます。
まとめ
最後の技能試験である卒検について(前編)
免許の種類について
運転免許取得までの流れ