北海道函館市に位置する「 市立函館高校 」は男女共学の全日制の公立(市立)高校です。
平成19年に「北海道函館東高等学校」と「北海道函館北高等学校」が統合して開校した「市立函館高校」とはどのような高校なのか、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
夢の実現を全力で応援する「市立函館高校」の偏差値や概要
市立函館高校の歴史
冒頭でお話ししているように、市立函館高校が開校したのは平成19年の4月9日です。つまりまだまだできたばかりの歴史の浅い高校です。
しかし統合された「北海道函館東高等学校」は昭和15年設立、「北海道函館北高等学校」は昭和38年に設立と、どちらも比較的歴史は浅いものの、それなりの歴史を歩んできた経歴があります。
統合当時は新校舎の建築が間に合わず「北海道函館北高等学校」の校舎を仮校舎として使用していました。
同年9月に改築校舎となった旧「北海道函館東高等学校」に移転を終え現在に至ります。
市立函館高校の特色
「何を求める」と言う言葉を校訓に掲げている「市立函館高校」では生徒個々の夢を実現するため、その夢を全力で応援するため「単位制制度」を導入しています。
単位制制度を取り入れることで、進学を重視した目標設定がしやすくなり、その夢に向かって努力しやすい点が期待されています。
さまざまな授業を展開するところも特徴があり、1年次は「芸術」しか選択授業はありませんが、2年次からは希望の進路に合わせた科目を選択し、将来のビジョンに合致し実現するために効率よく組まれた授業や講座を、自分なりにチョイスし受講します。
今よりもっと高みを目指したい生徒たちの思いを存分に受け止める体制が、多彩なカリキュラムに反映しています。
例えばもっとレベルの高い数学を学びたい、グローバル化する社会に対応できる英語力を身につけたい、勉強だけでなく芸術関係のカリキュラムも選択可能です。
生徒のことを第一に考えた夢をかなえる・実現するためのバックアップをおこなえる環境こそが市立函館高校の特色であり、最大の魅力といえるでしょう。
市立函館高校の偏差値
普通科のみで設定されている市立函館高校の偏差値は62と道内では40位圏内をキープしています。
北海道内の公立高校だけでみると24位程度まであがってきます。志願倍率はおよそ1.2~1.3%程度と毎年同じぐらいの倍率です。
文武両道をかかげ有言実行
市立函館高校の口コミをみても「部活動」の評価はその他の評価に比べて高くなっています。これも学校側が掲げる「文武両道」というスローガンが導き出した結果と言えるでしょう。
体育系の部活は18個、文化系の部活は12個、北海道特有の「外局」には4つ、愛好会に1つと合計35個もの選択肢が用意されていることから、多くの生徒が部活動に成っ曲的に参加し、精力的に活動しています。
部活加入率は8割を超えることから生徒たちのやる気と溢れるパワーがうかがえます。毎年、全道大会や全国大会にコマを進める部活が多数あり、まさに文武両道を掲げるだけの実績を残しています。
学校の敷地面積が広いことから、体育館とグラウンドが2つずつあることも、実績を産みだせる要因となっています。
満足に行く練習量を確保することも、生徒の夢の実現へのバックアップと言えるでしょう。
大盛り上がりをみせる「柳星祭」
市立函館高校、最大のイベントとなる文化祭「柳星祭」は3日間にわたる日程で行われ、毎年大盛り上がりをみせています。さすが一大イベントとしているだけあり、やることも派手でそれは見事なものです。
前夜祭では学校から五稜郭電停周辺までを、巨大な行灯を担いで練り歩きます。一般開放日にはそれぞれのクラスや各部活動の展示でさらなる盛り上がりをみせます。
しかも前夜祭の行灯行列のあとには生徒全員での「フォークダンス」までおこなわれます。
さらには公立高校の文化祭とは思えない規模でおこなわれる十数分に渡る打ち上げ花火と、これぞ青春と言わざるを得ないものとなっています。
これだけの盛り上がりをみせるため、当然函館市民からも長く愛されているイベントとなっています。
まとめ
夢の実現を全力で応援する「市立函館高校」の偏差値や概要
市立函館高校の歴史
市立函館高校の特色
市立函館高校の偏差値
文武両道をかかげ有言実行
大盛り上がりをみせる「柳星祭」