市立 西宮高校 は兵庫県西宮市にある公立高校で、96年もの歴史のある伝統校です。普通科とグローバル・サイエンス科があり授業は50分×33単位、二学期制の導入など新教育課程の実施に対応したカリキュラムを取り入れている特色のある学校です。
現代のニーズに対応した市立 西宮高校の魅力とは
市立 西宮高校の特色ある学科
自然科学系専門グローバル・サイエンス科
前身である理数コースをより広い視野で自然科学に取り組むために誕生した専門学科です。数学や理科を学習するうえで必要不可欠となってくる語学力や歴史、現代社会、おいては人間社会の仕組みの中で広い視野をもつ生徒を育てるために作られました。
普通科に比べると理科と数学に関してはより詳しい学習内容を学ぶことができます。そして科学に欠かせないのが英語です。普段の授業で習う英語にプラスして科学英語というものを習います。英語で書かれた自然科学の雑誌やニュースを読む練習もします。
またカリキュラムの一貫として「特設科学講座」や「研究実践講座」というものがあり、自然科学に対して理解を深めながら大学で研究するような体験を行うことができます。
また「科学の甲子園」や「数学 理科の甲子園」という科学好きの高校生対象の大会に県代表で出場し良い成績をおさめています。
グローバル・サイエンス科は兵庫県に在住あるいは在住予定で、中学校長の推薦があれば受験することができます。定員は40名で、受験者数は毎年80人前後です。
普通科文系の特色選抜「人間探究類型」
普通科定員のうちの40名を募集しています。人文科学や社会科学などにおいて、国際社会の中でリーダーシップを発揮し豊かな表現力、コミュニケーション力を培うことを目的としています。
文武両道の教育
勉強だけでなく部活動に関しても良い成績をおさめている市立 西宮高校は文武両道の学校としても有名です。ほぼ全員が何らかの部活動に所属しています。
運動部では水泳、陸上、テニス、ハンドボール、バスケットボール、アメリカンフットボールなどが盛んで近畿大会、全国大会などに出場しています。
文化部では美術、筝曲、書道、吹奏楽、放送などコンクールや作品展において優秀な成績をおさめ、地域の活動にも参加したりと非常に活発です。
国公立大学進学などの高い目標意識を持ちながら時間を有効に使い、勉強、部活動に励む姿がみられ、まさに文武両道の精神に基づいています。
高校野球でプラカードを持つ高校
毎年、夏に行われる全国高校野球選手権大会の開会式で、出場校のプラカードを持つ学校として有名です。これは市立 西宮高校の女子生徒しか持てません。このプラカードを持ちたいために、西宮高校に入学する女の子もいるそうです。
気になる学校の環境や教育環境
学校での行事などは生徒が主体ととなって行われています。2週間にも渡って続く新入生歓迎行事や文化祭など生徒が企画、運営を行います。生徒の「自治会」も活発で学校の軸となっています。
教育では新学期指導要領に対応するため1コマの授業時間を45分から50分にしました。これによって総授業時間は増加しました。また合宿、補習、講座、海外語学研修などニーズに合わせた多様な行事が行われています。
教科の担当の先生以外にも気軽に質問できるスペースが設けられているなど、専門の教科に対しての取り組み方も盛んに行われています。市立 西宮高校の生徒たちは、こういう環境の中で学習や部活動に励んでいます。
落ち着きのある生活の中で生き生きと過ごし活気もあります。こうした毎日を過ごすことで学校目標である「確かな学力、豊かな心、健やかな体の知、徳、体をバランスよくそだてる」ということに繋がっています。
進路に関して
偏差値67から70で阪神地区では最も大学合格実績の高い名門県立高校です。国公立大学や難関私立大への進学が多く、過去10年間で最ものびた高校ともいえます。先生達も熱心で、生徒の意見を最大限尊重して進めてくれます。
入学した時から進路に対しての取り組みが充実しています。進路適性検査や模擬試験を行い個別での指導にも熱心です。生徒達はこの学校で、お互いに良い刺激をうけあいながら勉学に励んでいます。市立 西宮高校は今後のさらなる飛躍を期待されている学校です。
まとめ
現代のニーズに対応した市立 西宮高校の魅力とは
市立 西宮高校の特色ある学科
文武両道の教育
高校野球でプラカードを持つ高校
気になる学校の環境や教育環境
進路に関して