心理カウンセラーと言う職業をご存知でしょうか。体が病気をするように、心も病にかかることがあります。そのようなときに心のケアをして癒しケアすることが心理カウンセラーの役割です。
心理カウンセラー になるにはどうすればよいか、資格修得後の 年収 などについてご紹介します。
心理カウンセラーになるための大学の偏差値、就職や年収(前編)
大学ではどの学部・学科を選択するのか
大学の進路を考える際、心理カウンセラーを目指すのであれば、心理学部や学科のある大学を目指すことが望ましいです。しかし、必ずしも大学で授業をうけなくてはならないわけではありません。
しかし、大学と言う環境は視野を広く持ち専門的な知識を養うことができる場ですので、人の心を深く知るためには大学で学ぶことに徳こそあれど、損をすることはありません。
専門学校のように、一点集中で専門知識を養うことも素晴らしいですが、全く異なる学問から心理がみえてくることもあるからです。
心理学部・学科のある大学の選び方
心理学と一言であげてみましたが、実際には「臨床心理学」や「教育心理学」、「犯罪心理学」など多くの分野にわかれており、それぞれに専門知識が必要となります。
まずは自分がどの分野を専攻したいか考えることが先決です。その上で目指す分野の心理学を専攻できる大学探しが大切です。
探し方のポイントとしてあげられるのは、その分野に長けた著名な講師が在籍していることです。
講義数が多いことも重要ですが、人の心を学ぶ学問であるからこそ、指導をしてもらう講師の実績や、考え方は今後の進路に大きく影響してくることでしょう。
心理学部・学科のある大学5選
心理学は幅広い分野のため、学部・学科を設置している大学は多く存在します。
国公立大学では茨城県にある「筑波大学」の人間学群の「心理学類」が偏差値66となっています。
筑波大学では「実験心理学」「教育心理学」「発達心理学」「社会心理学」そして「臨床心理学」を研究します。
次いで偏差値54となる国公立大学は、大分県の「大分大学」です。こちらは福祉健康学部の中に「心理学コース」が設置されています。
この心理学コースは「教育福祉科学部情報社会文化課程」と「人間福祉科学課程」でおこなわれていた教育研究の一部を引き継ぎ、平成28年に新設されました。
大学院まで進むと「臨床心理士コース」で学ぶことも可能となります。
私立大学では東京の上智大学の「総合人間学部」の心理学科が偏差値67と高い数字を出しています。
同じく偏差値67といえば、京都の名門私立「同志社大学」の心理学部も名前が上がります。
続くのは東京の「立教大学」に設置されている現代心理学部で、偏差値は65となっています。
こうして国立・私立の心理学部系の偏差値をみるとハイレベルな大学を目指すのであれば偏差値は65以上は欲しい所です。
まとめ
心理カウンセラーになるための大学の偏差値、就職や年収(前編)
大学ではどの学部・学科を選択するのか
心理学部・学科のある大学の選び方
心理学部・学科のある大学5選