資格には非常に多くの種類があり、社会的な認知度や難易度もさまざまです。資格は、国家資格・公的資格・民間資格の3つにわけることができます。
そして、たくさん資格を取ればいいというものでもなく厳選して選ぶ必要があります。 資格 を選ぶ際の参考になるよう特徴や 難易度 ランキング などをご紹介します。
自分に合った資格を探そう、難易度別にみる資格ランキング(前編)
資格を大きくわけると3つに分類される
国家資格
国や国が委託した機関から与えられる資格です。社会的な信頼度は高いですが、そのぶん試験は難易度が高いです。
公的資格
国家資格と民間資格の間に位置する資格です。文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格です。
民間資格
民間企業や団体が独自で審査基準を設け認定する資格です。英語の模試で有名なTOEICもここに入ります。
資格ランキング(超難関レベルの資格)
多くの人が途中で挫折してしまうくらい難易度のかなり高い資格です。一般レベルの人や、そこそこできるレベルの人でも太刀打ちできないような難関資格です。
偏差値77
公認会計士
主な業務は、監査法人や会計事務所で法人や個人の会計が正しく行われているかチェックすることです。試験は難易度がとても高く、合格者の割合は低いときで6%、高いときでも20%弱です。
国家公務員(総合職試験)
国家公務員総合職は中央官庁の幹部候補として政策の企画・立案に携わる仕事です。国家総合職試験は大学院卒者試験と大卒程度試験に区分されています。最終合格者は官庁訪問を行い、その場で採用面接が行われ内定者が決定します。
司法試験
裁判官や検察官、弁護士を志す人のための試験です。受験資格は法科大学院課程の修了者か司法試験予備試験の合格者のみとなります。
資格試験の中でも最難関として名高く、以前は難しすぎて法曹界の人手不足だったこともありましたが、現在では試験方法が少し変わり人手不足も改善されました。
偏差値76
司法書士
主な仕事は、不動産登記・会社の登記・供託の手続き代理・裁判所や検察庁、法務局への提出書類の作成、その他多岐にわたっています。
資格を取得して直ぐに独立開業するのは難しいので、独立した司法書士事務所や総合的な法律事務所などに勤務して、経験を積み顧客の信頼を得てから独立します。
偏差値75
税理士
税理士は主に個人や中小企業の税金に関してサポートする仕事です。税理士の多くは税理士事務所に勤務して経験を積んだ後は開業をする人が多いです。国家試験は難易度が高く独学で目指すことは非常に困難です。
弁理士
特許権・実用新案権・意匠権・商標権などを取得したい人のために代理で手続きを行います。また知的財産全般についての相談やコンサルティングを行います。
偏差値74
医師
医師は医師免許を取得している人だけが就くことができる職業です。医師免許を取得するためには医科大学や医学部のある大学に進学することが絶対条件です。そしてカリキュラムを修了し卒業した人か、卒業見込みの人に医師国家試験の受験資格が与えられます。
試験は年に1回あり、これに合格すると研修医として病院などに配属されます。2年間の研修を終えると一人前の医師として認められます。
偏差値73
裁判所事務官
裁判所で各種の裁判事務や事務局の一般事務に従事します。一般企業の事務職と異なり、社会秩序に対して重大な責任を負うため国家公務員になります。
偏差値71
ITストラテジスト
ITに関する高度な専門知識を持ち、企業の経営戦略に基づいて、策定・提案・推進できる人材です。グローバル化が進行する中で日本企業でもIT戦略の重要性が次第に高まってくることが予想されます。
偏差値70
技術士
科学技術の応用分野における最高権威の資格です。機械や建設、生物工学、環境などの技術部門においてのプロのエンジニアです。
その他「自衛官等採用試験」「不動産鑑定士」「参・衆議院事務局職員」「外務省専門職員」などがあります。
まとめ
自分に合った資格を探そう、難易度別にみる資格ランキング(前編)
資格を大きくわけると3つに分類される
資格ランキング(超難関レベルの資格)