センター試験 英語 の 長文 問題では、図表問題や長文読解があります。
長文問題では文中に解答があります。図表問題では内容を理解するために読むのではなく、設問を先読みしてから答えを探す目的で本文を読むことです。
長文読解問題では、設問ごとに重要部分と例部分を区別し、段落内容を意識しながら読む必要があります。
センター試験の英語、長文で高得点をとるためには?
センター英語
センター英語は、筆記試験200点(80分)とリスニング試験50点(60分)の計250点で構成されています。
2015年までの5年間の平均点は、筆記試験で122~116点、リスニングで25~35点となっています。
筆記試験の大問1は発音とアクセント、大問2;文法・語法・会話文、大問3;類推・要約・文補充、大問4;図表問題の長文読解、大問5;小説や手紙などの長文読解、大問6;評論的な長文読解となっています。
大問3~6までの読解問題で200点配分の約7割を占めます。
センター英語で高得点取得のカギは、この読解問題をクリアーすること、およびリス二ングで高得点をとることにあります。
今回は、センター試験の英語長文で高得点をとる方法についてお話します。
センター試験英語200点中の50~75%配分が長文問題(大問4~6)です。
センター英語の長文問題では、内容を理解しようと頭から読むのではなく、設問を先読みしてから、要点を意識しながら本文を読むことです。
特に、長文読解問題では、設問ごとに重要な部分と例示している部分を区別して読むこと、迷った場合はとりあえず飛ばすこと、段落内容を意識しながら読む必要があります。
発音アクセントや文法問題より、長文読解問題に多く時間配分した方がより高得点につながります。
80分で解くセンター英語では、余り時間を確保した大問ごとの時間配分は必須で、また、長文問題から解くなど、解く順番を変えるのも一案です。中学レベルの1500語を除き、高得点をとるために覚えるべき単語量は2500語ほどになります。
英文の意味することを頭でイメージし、すばやく構文をとらえることができれば速読力はみにつきます。読解量が多くなる長文問題のためには、徹底的にリスニング(シャドーイング)と音読を学習する必要があります。
センター英語長文問題の対策としては、先に設問を読む;設問が出題されているところをチェックする;構文を把握する・長文を速読する(詳細に和訳の必要はなく、文章・段落ごとに大筋を把握する);設問で迷ったら最後に回す(わからない設問はあきらめる)などがあります。リスニングでは、放送の間に次設問と選択肢をみておくことが必要です。
また、時間・数量に関する問題などで、聞こえた数字はその都度書き留めておくことが大事です。
センター英語の参考書等
発音・アクセント用参考書・問題集には、フェニックス“発音”トレーニングBook、Next Stage英文法・語法問題4th edition、英文法・語法問題GRAMMARMASTER、POWER STAGE 英文法・語法問題など、文法・語法・会話文としては、総合英語Forest 7th Editionなど、また、長文読解対策としては、大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2、大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編、ポレポレ英文読解プロセス50、大学入試センター試験過去問レビュー英語、マーク式総合問題集英語、英語必修構文101、エキスパート最新英語構文124、連続英熟語、英文解釈教室などがあります。
単語対策には、英単語ターゲット1900、常に試験に出る基本単語800,常に試験に出る重要単語700など、リスニングの参考書・問題集には、灘高キムタツのセンター試験英語リスニング合格の法則、大学入試センター試験実戦問題集英語(リスニング)などがあります。
センター英語の時間配分
センター英語の筆記試験で高得点(9割)をねらう理想的な時間配分は、第1問5分、2問15分、3問10分、4問10分、5問10分、6問15分、予備15分で、65分の解答時間だそうです。解く順番は、大問6~4からはじめ、順に大問3~1と解答します。
大問1,2に時間を費やすよりは、長文に時間をかける方がいいようです。時間配分で試験終了時に5~10分余裕が持てるよう学習する必要があります。
センター英語では、大問の配点確認と長文の順番を意識し、時間配分を設定することが大事になります。
過去問をとおして、どの問題が苦手で解答できないのかを知って、目標点を上げれるよう徹底的に学習することです。
まとめ
センター試験の英語、長文で高得点をとるためには?
センター英語
センター英語の参考書等
センター英語の時間配分