愛知県名古屋市西区に位置する 西陵高校 は、名古屋市の市立高校です。
昭和23年に設立された男女共学の全日制高校である西陵高校は、愛知県内でも評判の高い高校として有名です。
その評判の高さとはどのようなものか、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
生徒たちがいきいきと輝く「西陵高校」の偏差値や魅力
西陵高校の歴史
正式名称は「名古屋市立西陵高等学校」で名古屋市の市立の公立高校として「西陵(せいりょう)」の愛称で親しまれています。
設立は昭和23年の4月とされていますが、これは学制改革にともない新制高等学校として生まれ変わった際の設立日となっており、本来の設立は大正8年とされています。
この時設立された「名古屋市立第二商業学校」が現在の西陵高校の前身となります。
西陵高校の合理的な学科システム
西陵高校の学科は、「総合科」のみとなっています。
その総合科の中には、国際ビジネスなど6つの「系列」が設けられており、その中から生徒の希望に合わせて自由に科目を選択できるシステムをとっています。
このシステムのおかげで、生徒たちはより自分の希望に沿った進路を目指した学習を行うことが可能となっています。
6つの系列にわけられていますが、基本は「総合学科」です。
当然普通科目の習得も行いますが、商業的な分野の科目も学ぶことができます。このことは進学や就職にも大変有利に働きます。
合理的かつ効率のよい学科システムのおかげで、就職率の高さに定評があります。
比率としては7割程度の生徒が進学を希望し、残り3割程度が就職を希望します。
西陵高校の偏差値や進路
西陵高校の偏差値は51となります。愛知県内にある311の公立高校の中では78位、愛知県内の私立・公立を含む467校のうちでは133位となります。
全国的に見ても3,000位あたりをキープしています。
進路指導では学年を中心にした進路指導を丁寧に行い、進路に関する講演会や、総合的な学習時間を活用することで、生徒それぞれの希望実現をサポートしています。
そのため進学希望者のほぼ100%が進学を果たしているという見事な成果をあげています。
進学先は地元大学が多く「愛知淑徳大学」「日本福祉大学」「名城大学」などの私立大学が名を連ねます。
就職率の高さを自負する西陵高校の就職先は、愛知県内の公務員や有名企業の名前が多くあがります。
西陵高校の評判の高さとは
西陵高校の評判の高さといえば部活動と最近リニューアルされた制服です。
また学校行事のようなイベントも高く評価されていることから、生徒たちが生き生きと学校生活を送っていることが伺えます。
校則もあまり厳しくなく生徒の自主性を尊重するスタイルです。そうであっても学校内が荒れることなく、明るい雰囲気が広がっているという声が多く聞こえてきます。
これだけ良い結果を導き出せているのであれば評判の高さにも納得です。
ちなみに制服は平成26年度にリニューアルされ男女ともに好評です。
夏はサックスかホワイトでシャツのカラーを自由にチョイス、女子はネクタイをリボンに変更することも可能です。
スーパーストレッチ素材を取り入れたことで、男子は足長効果抜群のスリムシルエットに、女子はすっきりスタイルが実現。
お年頃な世代には嬉しい制服リニューアルだったと言えるでしょう。
西陵高校の部活と行事
評価の高さを示す「部活」と「行事」ですが、部活動は大変活発に活動しており、全国レベルとなる部が多いことでも有名です。
ラグビー部や女子バレーボール、ダンス部などが特にめざましい活躍を遂げています。
実際、卒業生にはラグビー選手を多く輩出しています。施設も評価の高さの中に入っているように、体育館だけでなく武道館などの設備が充実されていますので、部活動の活動がしやすいというわけです。
文化部も一般的なブラスバンド部や軽音楽部、演劇部などだけに留まらず、速記部のような個性豊かな部活動もあります。
行事に関しても毎月いろいろなイベントが設けられており、文化祭となる「西陵祭」や体育祭、「ミュージックフェスティバル」や春期と夏期の2回行われる「球技大会」など、いつも生徒たちが主体となり大変な盛り上がりをみせています。
まとめ
生徒たちがいきいきと輝く「西陵高校」の偏差値や魅力
西陵高校の歴史
西陵高校の合理的な学科システム
西陵高校の偏差値や進路
西陵高校の評判の高さとは
西陵高校の部活と行事