成蹊高校 は 偏差値 71を誇る東京武蔵野市にある男女共学の私立の中高一貫校で、その魅力は偏差値の高さだけでなく、「グローバルに活躍できる個性と教養」を身につけることのできる特色あるカリキュラムにあります。
充実した学習内容が魅力の成蹊高校の教育をご紹介します。
偏差値だけでなく個性と教養を育てる成蹊高校の教育
成蹊高校の歴史
成蹊高校は1906年、創立者の中村春二によって創立された学生塾「成蹊園」と基盤とし、その後1912年に成蹊実務学校となりました。
「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」を建学の精神に掲げ2012年に創立100周年を迎えた伝統ある学校です。現在では小学校から大学までを併設し、一貫した教育を行っています。
成蹊高校の特長と中高一貫教育の強み
成蹊高校も属する成蹊学園では「人を創る」教育を行っており、個性を尊重した「学び」、豊かな自然と充実した施設、またすぐ近くに成蹊大学がある「環境」、画一的でない教育を主軸とする「伝統」を大切にしています。
特に成蹊高校では6年間という中高一貫教育の強みを生かして、3つのステップにわけ学力だけでなく人間的な成長も促しています。
特に中学3年から高校1年は充実期教育と位置づけ、幅広く基礎学力の充実をはかりながら自分自身の才能を自覚して将来を考えはじめます。その為に知的好奇心や科学的探求心を養うカリキュラム及び、本物に触れる体験を重視した体験教育もさかんです。
高校2年から高校3年は発展期とし、目標に到達するために自分の才能をさらに伸ばす時期とし、特に高校3年では個性や希望進路に合わせた18種類のコース設定により一人一人に合わせたきめの細かい授業を選択することができます。
伝統ある国際理解教育
成蹊高校の国際教育の歴史はとても古く、1949年からすでにアメリカのセントポールズ校への留学を開始しています。
これはグローバル社会で活躍する人間となるため、語学力を基盤としたコミュニケーション能力、異文化や歴史的背景を理解した上で臆することなく自分自身の考えを発信できる力が大切だからです。
そのために成蹊高校は早くから世界に目を向けた教育を行っており、留学の制度を整えたり、夏休みの期間を利用した短期留学もすすめています。
また留学生の受け入れも積極的に行っており、異文化の留学生とともに過ごすことで、日本にいながら日常的に異文化を感じることのできる環境となっています。
個性と教養を備えた生徒の卒業後の進路
成蹊高校の生徒はほぼ全員が大学進学希望者で、そのおよそ25%が併設の成蹊大学に進学しています。成蹊大学へは内部推薦制度を利用することができ、その基準も高校在学中の成績と出席日数であり、およそ80%以上の生徒がこの基準を満たしています。
また、その他の75%は成蹊大学に学びたい学部がない、国公立に進学したいなどの理由から他大学への進学を希望しており、歴史ある伝統校らしく他大学への推薦枠も充実しています。
成蹊高校では内部、他大学への進学を問わず、生徒自身が自分の将来や才能を考えて選択した進路を、親身に多角的にサポートしてくれます。
自分自身の才能と将来を見すえ、学力と個性と教養、国際感覚を身につけた成蹊高校の卒業生は、これからもさらに加速するグローバル化時代のリーダーになりうる素質を備えた人間となって、自分自身の進路に邁進していくことができると言えます。
まとめ
偏差値だけでなく個性と教養を育てる成蹊高校の教育
成蹊高校の歴史
成蹊高校の特長と中高一貫教育の強み
伝統ある国際理解教育
個性と教養を備えた生徒の卒業後の進路