成城高校 は最新の 偏差値 65の中高一貫の男子校で、創立以来社会に有為な人材を育成することを目的とした教育を行っています。都心の中心、新宿区に校舎を構え文武両道かつこれからのグローバル時代を見すえた成城高校の魅力をご紹介します。
偏差値に裏打ちされた成城高校の伝統男子育成教育の魅力
成城高校の歴史
成城高校は1885年、日高藤吉郎によって文武講習館として創立され、戦前は陸軍士官学校の予備校として軍人を志望する男子の教育を行っていました。2015年に創立130周年を迎えた今では、卒業生2万6千人以上が社会で活躍しています。
校訓と独自の学習十五則に示される教育の精神
成城高校は創立以来、以下4つの校訓及び学習十五則を掲げ一貫した人格形成、学習教育を行っています。
- 自学自習 自分から積極的に学び、習おうとする姿勢。
- 質実剛健 自分からしっかりルールを守ること。
- 敬愛親和 他者を認め、尊重すること。
- 自治自律 自分を律する心を育てる。
- 学習十五則 要約
- 自分から学習する習慣を持っていることは、既に得ている知識よりも価値がある。
- 一度机に向かったらすぐに集中すること。机でぼーっとし、時間を無駄にしない。
- 復習は繰り返すうちに時間を縮めて取り組み、同じ時間でさらに多くのことを学べるように努力すること。
- 何事も計画的に進めること。特に予習復習に関しては必ず計画を立てること。
- 本などを読むときはまず大筋をつかんでから詳しく読むこと。
- 今日解けない問題は、あきらめずに明日チャレンジすること。それでもできなくても解けるまで努力すること。
- 学習中わからないことばかりでも嘆かないこと。
- 頭はいつも十分な睡眠と適度な運動をしてクリアにしておくこと。
- 活用できない知識は、知識とは言えない。教科書は活用して他の問題を理解できて初めてその価値が認められる。
- 教科書などにある目録・索引・摘要・注解・地図・挿画を活用すること。
- 常に自分の力で問題を解く姿勢を持つこと。判断力の育成につながる。
- わからないことを聞くこと、自分の考えを発表することにためらってはいけない。
- 知識は系統立てて精確に覚えておくこと。
- 学問に関係あると思うことは自分で観察、実験してみること。学習とは教室内、教科書の上だけのことではない。
- 学習した知識や技能は常に日常生活で応用することを心がけること。知識技能をさらに深めるには応用が必要である。
これらの校訓、学習に対する指針は中高一貫校であるために中学時代を含めた6年間で培われるもので、特に高校時代は基礎学力養成期を終え、より具体的な進路決定期及び実力完成期と位置づけ、自己の目標とする進路に向かって学習に励むことができます。
伝統男子教育に基づいたグローバル教育
時代のさらなるグローバル化に対応するために、成城高校では創立以来伝統の文武両道教育に加えて、エンパワーメント・プログラムという議論、企画、発表能力を高める教育も行われています。
このプログラムはカリフォルニア大学の学生と共に1日6時間、5日間の校内研修を通して自己啓発を促し課題を発見し、さまざまな文化を持つ人と議論を重ねることで、自分の意見を論理的に組み立てることができるようになります。
これはグローバル社会で特に必要な能力であり、成城高校ではこれらの教育を通じ、真のグローバル時代のリーダーを養成することができると言えます。
伝統の確かな学力、知識、そして思いやりの心、強い体に宿る強い精神力、周りとの柔軟なコミュニケーション力を備えたグローバル教育が成城高校の強みとなっています。
まとめ
偏差値に裏打ちされた成城高校の伝統男子育成教育の魅力
成城高校の歴史
校訓と独自の学習十五則に示される教育の精神
伝統男子教育に基づいたグローバル教育