セレブの街として名高い東京都世田谷区の「成城」、今回ご紹介する成城学園高校は名前のとおり「成城」に位置します。
中高一貫教育を行う私立高校である 成城学園高校 の 偏差値 はどれぐらいなのか、魅力や概要についてお話しします。
多くの有名人を輩出している成城学園高校の偏差値と概要
成城学園高校とは
成城学園中学は昭和22年に、成城学園高校は1年遅れること昭和23年に設立しました。その後昭和25年には大学も併設されています。
併設型の中高一貫教育を取り入れているため、中学からの内部進学生徒、高校から入学してきた生徒はわけられることはなく、高校1年の段階から両者混合のクラス編成がおこなわれます。
自由で穏やかな校風が魅力と評判でしたが、昨今は少々変化が起きており、平成28年に正式に中高一貫高校と言うスタイルを確立してからは、校風や規則ががらりと変わってしまったという口コミがあります。
制服は存在するものの、着用義務があるのは男子生徒のみで、女子生徒は服装は自由でOKという少し変わった校則があります。
しかし、完全に自由にしてよいというわけではなく、女子生徒は「スカートに襟付きのシャツ」という指定は存在します。
男子は一般的なブレザースタイルです。最寄駅は小田急線の「成城学園前」駅から、徒歩およそ7分程度となります。
中学校の校舎のほうが手前にあるため、中学校までは徒歩5分程度となります。都会の真ん中、閑静な住宅街、落ち着いた雰囲気が学校のカラーにも大きく影響しています。
なだたる有名人を多く輩出している
芸能人だけでなく、政治経済、スポーツと多くのジャンルの多くの有名人が成城学園高校を卒業しています。
フリーアナウンサーとして確かな地位を確立している「雨宮塔子」さんをはじめとし、俳優の田村正和さんや木村佳乃さん、石黒賢さんや高嶋政伸・高嶋政宏さん兄弟、ミュージシャンで俳優でもある及川光博さんも成城学園高校出身です。
卒業生、元在校生の顔触れは大変豪華なため、それだけでもグレードの高さを感じさせます。これはひとえに立地の良さが大きく影響していると考えられます。
偏差値と進学
成城学園高校の偏差値はおよそ64程度で、都内にある高校313校のうち、成城学園高校は80位あたりに位置しています。全国的にみても比較的高い偏差値を誇っていると言えるでしょう。
都内はどうしても、さらに高い偏差値を誇る高校が多いため、このような順位となりますが、実際は64程度ともなればそれなりの進学校と言っても過言ではありません。
参考までに中学の偏差値もご紹介しておくとおよそ64程度となります。進路は高校の2~3年次に進むべく進路のためのクラス編成がおこなわれます。
Aコースは系列大学となる「成城大学」への進学を希望する生徒たちが、Bコースは成城大学以外の文系大学への進学を希望する生徒たち、理数コースはその名のとおり成城大学以外の理系大学へ進学を希望する生徒たちと、3つのコースに振りわけられます。
進学を希望する生徒の大半はAコースに属しており半数~7割近い生徒が成城大学へ進路を進めています。
国公立大学や有名私立大学へ進学する生徒も多くはありませんが存在します。
平成28年度の進路実績をみると、上智大学、立教大学と続き青山学院大学や、明治大学への合格者も2ケタを超えています。
多くの生徒がコマを進める成城大学の偏差値は52~55程度、センター試験の得点率は70%以上となっています。
盛んな部活動
とにかく目を見張る部活の豊富さ、それが成城学園の魅力の1つです。
文化部・運動部それぞれに「連合」が組織され、どちらも精力的に活動しています。豊かな資金力が確保されているため、施設が充実している所も部活動が積極的に活動できる一つの理由です。
運動部ではテニス部とラグビー部が競合と呼ばれる実績をあげています。
ダンス部に至っては毎夏行われている「夏の日本高校ダンス部選手権」2009年の全国大会で東日本優勝を果たしています。
成城と言う街にふさわしい特別課外活動にも注目されており、学内では「スカウト活動」という名前で活動を行っています。これはいわゆる「ボーイスカウト」と「ガールスカウト」です。
若いうちから奉仕の精神を養うことは、心の成長に置いても大変意味と価値のあるものです。心身ともに健やかである生徒の育成を行うために努力をされていることが部活動からも垣間みえてきます。
まとめ
多くの有名人を輩出している成城学園高校の偏差値と概要
成城学園高校とは
なだたる有名人を多く輩出している
偏差値と進学
盛んな部活動