サピックス は、中学受験に強いと言われる学習塾で毎年難関中学への進学者を多く輩出していいます。巷には塾がたくさんありますが、中学受験対策ならサピックス小学部について知っておいて損はありません。
今回は、サピックスのカリキュラムや費用、また 渋谷 校について調べてみました。
サピックスで偏差値アップをねらおう!立地抜群の渋谷校
入塾テスト、少人数精鋭の授業
多くの塾では、入塾前にレベルテストが行われレベル別にクラスが決まります。
それはサピックスも同様ですが、サピックスは難関中学合格に特化しているためテストで一定の点数以上とれないと入塾することができません。
またクラスは15人~20人くらいの少人数制で、講師による一方向的な講義ではなく、生徒が参加し考え発言しながら理解できるように工夫されています。
予習なし!復習中心の学習方法
サピックスの教育の大きな特徴は、復習を中心としているところです。授業で習う内容を予習することはできず、テキストは当日配布されます。
講師が黒板に書きながら解説し、生徒が問題の原理や基礎を理解できるように討論型の授業を展開します。
授業が進むとその日に習ったことを定着させるために膨大な問題プリントが配られます。生徒たちは、それらを使って自宅でしっかりと復習します。
塾で理解できても、一人で取り組むとわからなくなってしまうことがよくありますが、その分家庭でしっかりと基礎固めをします。
そして次の授業では小テストが行われ理解度を確認します。そのため、授業についていくために家庭学習がとても大事です。地道な努力が学力向上につながります。
また入塾後もテストによってクラスが変動するため、気を抜いているとすぐにクラスが下がってしまいます。
渋谷校の位置、特徴
首都圏のサピックスの中で特に生徒数が多い校舎は、自由が丘校や東京校で300人を越えます。
渋谷校は、そのようなマンモス校ではありませんがそれでも180人を越える大型校です。
渋谷校は、JR渋谷駅西口から徒歩7分ほど(井の頭線では徒歩5分)の場所にあります。
玉川通り(246号線)沿いに受付があり教室は細い道を入ったところが入口です。
抜群な立地ですが、残念ながら飲食店が多く車通りもあるため小学生の通学を心配する人が多いです。
そのため警備に配慮するのはもちろん、親が都合悪く迎えに来られない場合は駅やバス停まで送ってもらえます。
また他校に比べて建物が古く教室が狭いため窮屈に感じる人もいるようです。それでも優秀な生徒が多く入塾すればいい刺激をもらえます。
費用、スケジュール
費用は、学年によって教科数や時間数が変わるため必然的に高学年になるにつれてあがります。
小学校1、2年は算数と国語の2教科セットで45分授業(2年生は50分)×2コマで週1日の通学になります。
渋谷校の場合、月曜日か水曜日が選べて費用は1年生月に17,280円、2年生は金曜日で18,360円になります。ちなみに教科数は決められていて選ぶことはできません。
3年生からは、そこに理科と社会が追加され週1日(月水土のどれか1日)で60分授業×2コマで月20,520円です。
4年生からは週2日(火木)になり60分×3コマで39,960円です。
5年生は通学日が増えて週3日(火水金)90分×2コマで50,760円です。
いよいよ完成段階の6年生は、平日2日(火木)と土曜日の授業になり、平日は80分×3コマをこなします。土曜日は75分×4コマの志望校別特訓が入り58,320円になります。
もちろんこれらは教材費や冷暖房費込みの金額で、公開模試や夏期講習や冬期講習は別途になります。
集中力、思考力、表現力を養う
テキストは当日配られ予習ができないのに授業の進みははやく、休憩もあまり取れないため生徒は集中して聞かざるを得ません。
そして講師の説明と板書から理解し、討論し考える力と表現力を磨きます。そして残り時間で多くの問題を解き、家では膨大な宿題をしなければなりません。
小学生には厳しい環境ですがその分1回の授業が真剣勝負で集中力を養えます。ライバルとの競争だけでなく目標達成の原動力になるでしょう。
まとめ
サピックスで偏差値アップをねらおう!立地抜群の渋谷校
入塾テスト、少人数精鋭の授業
予習なし!復習中心の学習方法
渋谷校の位置、特徴
費用、スケジュール
集中力、思考力、表現力を養う