留年という言葉のイメージは良いものではありません。就職活動をする上で、自分は留年をしてしまったからダメなんだと思う人もいるかもしれません。ですがそんな人でも就職活動を乗り越えている人はいるのです。
今回は 留年 をした 就活 生はどのように面接に挑むべきかをお伝えします。
留年は就活で不利!?どのように面接を乗り切るべきか?
面接官が感じる留年への印象
実は、留年をしていること自体の印象というのはそこまで悪くありません。最近は就職留年を選ぶ就活生が増えています。
就職留年とは、通常どおり卒業できる見込みがあるにも関わらず、就職の見通しが立たないためあえて留年し、新卒として入社しようとするための留年です。就職活動が難しくなっている中、こうした戦略をとる学生がいるということは広く知られています。
就職留年をする学生は必ずしも不真面目な学生というわけではなく、優秀な学生がより良い企業に就職するためにすることもあります。留年のイメージが必ずしも悪いものでないのはこれが理由です。
とはいえ、留年をしていない学生に比べマイナスのイメージを受けられることは避けられません。もし在学中に何かに取り組んだということであればわざわざ留年はせず休学にするでしょうし、卒業できるだけの単位を取得できなかったと判断されるのが普通です。
やはり他の就活生に比べると不利であることに違いはありません。
面接時にはどうしても留年の話になる
先ほども述べたように、留年という言葉には悪いイメージ、たとえば不真面目であるというような印象を面接官に与えます。遊びすぎて学業がおろそかになっている人もたくさんいる以上これは仕方ないことです。面接官も不真面目な人間を採用したくはないでしょう。
会社のためにならない、というのももちろんですが、不真面目な人間を採用してしまうと採用した社員の責任問題にもつながります。
面接の時間は留年についての話がメインになると考えておくべきです。納得できるだけの理由をあなたが持っているかどうかが面接を突破できるかどうかの分かれ目です。
面接時にやってはいけないこと
面接で留年していることがわかれば、まず初めに必ず留年した理由を聞かれるはずです。事前準備としてやっておかなければならないことは、面接官が納得できる理由を用意しておくことです。
もしあなたが留年した理由が病気で試験が受けられなかった、ということであればそれを正直に答えれば問題ありません。問題になるのは単に不真面目だったからという理由で留年してしまった場合です。
仕方がないから言い訳をしようと考える人も多いですが、言い訳をするのはオススメできる手段ではありません。同じような言い訳をする就活生はたくさんいます。面接官からの突っ込みがはいれば、ほぼ間違いなく言い訳がバレます。
これがバレれば遊んで留年をする不真面目な人間、というだけでなく、失敗したときには言い訳をして乗り切ろうとする人間であるという印象を与えることになります。
いっそ不真面目なせいで留年してしまったということは正直に打ち明け、反省する姿勢をみせましょう。社会の中にもたくさん留年を経験している人はいます。
ひょっとすると面接官自身も留年していることもあるかもしれません。大切なのは犯してしまった過ちをどうとらえるかです。
面接で重要なのは自信
留年をしているという負い目があるせいで、面接中堂々と受け答えができなくなる人もいます。たしかに留年していることは不利になりがちですが、留年しているからどうせダメ、という思考になってはいけません。ネガティブな発想は態度にあらわれます。
留年をしてしまった上に自信がなさそうな態度をとる就活生をとろうと考える企業は少ないでしょう。面接で大事なのは自信を持って受け答えすることです。
自信を持ってさえいればそれを評価してくれる企業は必ずみつかります。留年という現実を受け入れ、卑屈にならない態度で面接に臨みましょう。
まとめ
留年は就活で不利!?どのように面接を乗り切るべきか?
面接官が感じる留年への印象
面接時にはどうしても留年の話になる
面接時にやってはいけないこと
面接で重要なのは自信