東京は品川区に本部を置く「 立正大学 (りっしょうだいがく)」は長き歴史を持つ私立大学です。「立正大」や「立正」、「RIS」などの愛称で親しまれた大学に通う生徒数は1万人を超えると言われているマンモス大学です。
今回はこの「立正大学」の 偏差値 や概要をご紹介します。
立正大学偏差値ランキング!長い歴史と伝統が培う魅力とは
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立正大学のあゆみ
冒頭でもお話ししたように、立正大学は並みいる日本の私立大学の中でも、最も古い歴史と伝統を持っている大学の一つです。その始まりは天正8年にまで遡ります。
天正8年に「日蓮層」の教育機関となる「飯高檀林(いいだかだんりん)」が設立され、これがのちの立証大学の前身となります。
この「飯高檀林」は明治に入るまで教育や教育機関として立正大学の重要な役割を果たしてきました。それから長き時を経て、明治5年。
この年に創設された「日蓮宗宗教院」を母体とする形で大正13年に立正大学は設立の運びとなりました。400年以上も前に形作られた伝統とその歴史は、現代に受け継がれています。
立正大学の学部と偏差値
立正大学は8つの学部と15の学科で編成されています。偏差値は上は55、下は39とかなりの幅があります。
学部の紹介と共に、偏差値がどれぐらいかについてランキング形式でご紹介しましょう。
7位 偏差値39「仏教学部」
仏教学部の定員数は105名、うち55名が「仏教学科」、残り50名が「宗学科」に属しています。
さすが、仏教叡智となる「学伏日蓮聖人」の思想を根源とする建学の精神をもつ立正大学ならではの学部です。
6位 偏差値46「社会福祉学部」
社会福祉学部に関しては一説では偏差値が「BF(Border Freeの略)」としている所もみうけますが、それは「社会福祉学科」のほうで、もう一つの学科となる「子供教育福祉学科」は偏差値46程度となるため第6位となりました。
こちらの学部では幸福な生活や豊かな社会を実現するための方法を模索し、実践的な研究をおこなっています。
5位 偏差値48「地球環境科学部」
定員数245名の「地球環境科学部」では、さまざまな角度から、地球や環境における人間や社会についてを学びます。とても広い視野でものをみることになる学問です。
定員115名となる「環境システム学科」では環境に関する「気圏」「地圏」「水圏」そして「生物圏」などのメカニズムについて専門的に学びます。
130となる「地理学科」ではさまざまな地域の自然環境やそこにかかわる人間や社会について総合的に学びます。
4位 偏差値49「経営学部」「経済学部」
経営と経済、人間が生きていくうえでなくてはならない近似した二つの学問をつかさどる学部が第4位となりました。
定員数は「経済学部」のほうが多い400名、経営学部は330名とされています。どちらも理論と実践に基づく研究をおこない、現代社会で生きるために必要なスキルを習得します。
3位 偏差値51「法学部」
法学部は偏差値が高くなる傾向があり、1位となることも多いですが立正大学では第3位となりました。
法学部の法学科では、「公共政策・企業法」や「現代社会」などのコースにわかれ、柔軟なカリキュラムと討論を重視する珍しいカリキュラムを取り入れています。
2位 偏差値54「心理学部」
定員数285名となる心理学部には「臨床心理学科」と「対人・社会心理学科」の2つの学科が存在します。
人の心を支援することができる学問「心理学」を通じ、実践重視のカリキュラムや、プレゼンテーションを多く取り入れるコミュニケーション方式でスキルの習得を目指します。
1位 偏差値55「文学部」
学内最大規模となる560名の定員を誇る「文学部」が偏差値ランキング1位となりました。
立正大学の文学部には「哲学科」「史学科」「社会学科」「文学科」と4つも学科が存在します。
他ではあまりみかけない「哲学科」では、社会問題に始まりアニメなどをモチーフにして人間社会を掘り下げていく研究がおこなわれています。
他のコースもオリジナリティあふれる独自の視点でのカリキュラムに人気が集まっています。
まとめ
立正大学偏差値ランキング!長い歴史と伝統が培う魅力とは
立正大学のあゆみ
立正大学の学部と偏差値
7位 偏差値39「仏教学部」
6位 偏差値46「社会福祉学部」
5位 偏差値48「地球環境科学部」
4位 偏差値49「経営学部」「経済学部」
3位 偏差値51「法学部」
2位 偏差値54「心理学部」
1位 偏差値55「文学部」