ラサール高校は鹿児島県鹿児島市にある県内唯一の中高一貫校です。ラサール中学、高校を合わせてラサール学園と呼んでいます。ラサール高校の偏差値は高く鹿児島県内では1位となります。
そのような ラサール高校 の 偏差値 や学校の様子などについてご紹介させていただきます。
鹿児島県にあるラサール高校の偏差値や学校の様子について
ラサール高校の概要
1949年頃、カトリックの男子校を設立したいという要請に、ラサール修道会が請ける形でラサール中学校、高等学校が設立されました。
カトリック系列なので施設の中には聖堂や修道院もあります。また寮が設置されているため全国から生徒を受け入れることができます。
初代校長の社会に役立つ人格形成と、能力の最大限の発揮を目指すという理念のもと生徒たちは勉学に勤しんできました。
数多くの問題を解いていく授業、頻繁に行われるテスト、家庭での長時間における学習などにより学力がアップして、進学実績や高等学校の入試難易度においてもトップレベルの進学校となりました。
ラサール学園の特色のある教育課程を組むことで効率的に学習を行うことができます。記憶力が高い中学の3年間で基礎力を養います。
また高校の課程と連動させていくことで学習効果も上がります。特色ある教育の一貫として、外国人教師による英語の指導を受けます。クラスをわけて少人数で行い、教室も別々にすることによって成果が上がっています。
併設混合型中高一貫校
ラサール高校では中学から入学した内部学生と、高校から入学した外部学生とがいます。この高校は混合型の併設中高一貫校であり、2学年から内部学生と外部学生とを混合してクラス編成が行われています。
内部学生と外部学生との間には学習進度の違いが生じます。そのため高校から入学した生徒には高1の1年間で内部学生との進度の差をなくすように補習などを行い、高2から混合してクラス編成を行っています。
ラサール中学、高校の生徒は志願者の中から選ばれた能力のある生徒の集まりです。そのため、学力の差が少なく効率的に学習を行うことができます。
全国高等学校選手権クイズ
全国高等学校選手権クイズの常連校として有名で、出場回数においても記録を出しています。大会では2度の全国制覇を果しています。
いろいろな学校行事や部活動
体育祭、文化祭は非常に盛大に行われます。生徒が中心で自主的に行います。高校生がしきり先生は観客となります。
11月、生徒主体のクリスマス・バスケット・バザーが行われます。収益は国内外の恵まれない人々に贈られます。
その他、遠足、宿泊研修、夏のキャンプ、修学旅行などもあり年間を通して楽しく、活気あるものとして過ごすことができます。
部活動は中学生ならほとんど全員が何らかに入部しています。大学受験にむけて高1からかなり勉強をしないといけませんが、生徒は勉強と部活動を両立しています。高2の終わりで引退となり、ここからは気持ちを切り替えて勉強に励んでいきます。
ラサール高校の寮について
通学できない生徒は寮に入ったり下宿をしたりします。ラサール高校の寮は鹿児島市の市街地の南、閑静な住宅街に接しています。寮には寮教諭がいて、生活、修学、その他のことに関してサポートしてくれます。春、夏、冬の長期休暇は寮は閉鎖になります。
規則正しい寮での生活はラサール中学、高校の6年間における人間的な育成という学校の方針に沿って、優れた修練の場ともいえます。
偏差値や進学実績
ラサール高校の偏差値は76で鹿児島県内1位です。全国でも10,194校中7位です。高い偏差値からもわかるように進学率はほぼ100%です。東京大学、慶応義塾大学、早稲田大学や国公立大学の医学部への進学が多いです。
しかし最近は東京大学への進学率が少しずつ下がってきています。現代において東京大学を出ても就職できるかわからないと言われる時代だからです。
その代わり、不景気でも食べていける医者、医学部志向が増えているという状況にあります。ラサール高校は医学部への進学率はトップクラスだと言われています。
ラサール高校の入試について
ラサール高校の入試ですが、募集人員約80名に対して志願者は450名にものぼります。非常に競争率の高い入試といえます。
入試は一般試験となりますが内申書(調査書)は得点に入りません。当日の試験の得点で合否が決まります。5教科400満点で採点されます。入試についての説明会は全国各地で定期的に行われています。
まとめ
鹿児島県にあるラサール高校の偏差値や学校の様子について
ラサール高校の概要
併設混同型中高一貫校
全国高等学校選手権クイズ
いろいろな学校行事や部活動
ラサール高校の寮について
偏差値や進学実績
ラサール高校の入試について