長田高校 は兵庫県神戸市長田区にある公立高校で、2020年には創立100年を迎える伝統ある高校です。
「智徳体」という教育理念のもと学業における 偏差値 の高さ、部活動においても活発で、文武両道の学校として有名です。
長田高校の偏差値と特色 ~偏差値73兵庫の進学校~
長田高校の偏差値
長田高校は偏差値のとても高い高校です。普通科では偏差値70、専門性の高い「人文・数理探究類」においては偏差値73にもなります。
長田高校の兵庫県内においての偏差値は405校中3位となり、また兵庫県内の公立高校においては272校中2位と、全国では41位に位置しています。
長田高校の特色
県内でも有数の進学校で、東京大学へ進学する人もいます。関西でトップクラスといわれる京都大学や大阪大学への進学率も高いです。近年では神戸大学への進学者数が全国1位となっています。
また長田高校は文武両道としても有名ですが、運動において長距離走をおこなうという伝統があります。1年を通し、体育の授業の時間のはじめにグラウンドを走るのです。これは3年間続きます。
ほかにも体育のカリキュラムが他校より厳しいです。それもあってか男子、女子とも文部科学省のスポーツテストで長距離走の学年平均タイムが全国1位になったこともあります。
行事は生徒たちが自ら企画し運営します。主な行事は4月の六甲山縦走、5月の文化祭、そのほか球技大会、コーラス大会、体育祭などがあります。
長田高校の六甲山縦は近くの山を3年間かけて登山するというものです。これも長田高校の伝統行事の一つになります。
文武両道の精神をもつ長田高校の部活動
学問のみならず運動においても評価の高い長田高校は部活動も活発に行われています。
野球部は2016年の春の選抜大会に出場しました。山岳部は男女ともに全国大会に出場した経歴があります。サッカー部も近畿大会に出場しています。陸上や水泳においては国体選手が出たこともあるようです。
文武両道の精神に基づき熱心で非常にやりがいのある部活動が多いです。
偏差値73の「人文・数理探究類型」クラスの活動
平成25年度に設置された特色類型のクラスです。「神撫教育」の理念に基づきながら高い志を持った次世代リーダーを育成します。
人文、社会科学、自然科学に対しての興味、関心を持つ生徒を対象に、各教科の基礎学習や英語によるコミュニケーション能力を高めます。
そして長田高校生のもつ科学的思考力、情報発信力、問題解決能力などを一層高めていける学習活動が行われています。
国内の大学や研究機関、企業などから専門家や研究者10名ほどを招き、専門分野について講義をしてもらいます。
第一線で活躍されている人の講義を聞くことにより生徒自身がもつ興味、関心を引き出し、探究するということへと導いてくれます。
また多彩な方面で活躍している卒業生を招き、今までに経験してきたことや学んだこと、働くということなどについて話を聞く機会もあります。
その年によって違いますが、弁護士、画家、会社経営者、歯科医師、研究者などさまざまな職業の人の話を聞くことで自分自身の将来についても考えることができます。
7月には「エンパワーメントプログラム」という自分の可能性を広げ、勇気を持てるようにすることを目的としたプログラムが行われます。
1、2年生の希望者が対象で、5日間留学生と寝食をともにしながら英語漬けの生活を送るというものです。
課題について意見交換をしたり、グループごとに考えたことなどを発表します。すべて英語です。
初日は、自分自身できるのか不安もありますが、日を追うごとにどの生徒も激変に成長し、自分の考えや意見を英語で流暢に述べることができるようになってきます。エンパワーメントプログラムを通し、自信と喜びを体感することができるのです。
長田高校生の進路状況
兵庫県の公立高校でトップクラスに入る長田高校卒業生の5人に1人は現役で神戸大学以上の難関国公立大学へ進学しています。地元なのもあり最も多く進学した大学は神戸大学です。
兵庫県には、灘、甲陽学院、白陵、六甲など偏差値の高い私立高校があり難関国公立大学への進学は優勢ですが、長田高校は公立高校にもかかわらず最難関大学を目指すことのできる環境にあるといえます。
まとめ
長田高校の偏差値と特色 ~偏差値73兵庫の進学校~
長田高校の偏差値
長田高校の特色
文武両道の精神をもつ長田高校の部活動
偏差値73の「人文・数理探究類型」クラスの活動
長田高校の進路状況