関西を代表する旧帝大のうちの1つ 大阪大学 は、日本の大学の中でも 偏差値 ランキング3位に入る難関度の高い大学です。
「はんだい」と呼び親しまれ、関西圏の高校生の間では大変人気があります。特徴のある教育やグローバル化への取り組みなど人気の理由をご紹介します。
偏差値ランキング3位という難関大・大阪大学を目指す理由
大阪大学の概要
大阪大学は大阪府吹田市にメインキャンパスを置く国立大学です。日本の旧帝大7校のうちの1つであり国内でも難関の部類に入る大学です。
学部は全部で11あり、研究科は16、付属研究所が5、そのほか研究施設や付属病院、海外拠点なども有する、日本でもトップランクに入る研究型総合大学です。
この大学の基盤は福沢諭吉を輩出したことでも知られる「適塾」です。日本では6番目に作られ、当初は理学部と医学部だけしかありませんでした。
今や学生の数も15,000人を超える大きな総合大学へと成長しました。
大阪大学の特色ある教育
大阪といえば昔から商人の町として栄えてきました。実利的な土地柄からか大阪大学は自由な発想、先見性ということで有名です。
同じ関西圏にある京都大学が自由な学風としてインパクトがありすぎるため、大阪大学の印象は薄く思われがちですが実はとてもユニークな大学なのです。
そして、自由な独創ある気質、自由な校風が特徴的でもあります。
一人ひとりの自主性を大切にする教育が魅力的でもある大阪大学、ここでは能動的な学習を重視しています。
そして問題解決型学習や体験型学習、グループワーク、ディスカッションなどのアクティブラーニングを取り入れています。
グローバル化に向けた取り組み
また国際性を養い、大学のグローバル化を目指すためにさまざま取り組みが行われています。海外留学を積極的に推奨し、そのための支援も行っています。
大学では今まで2学期制でしたが4学期制へと変わりました。それにより集中して学ぶことが多くなり、柔軟な履修計画が立てられるため留学のチャンスも広がることとなりました。
留学生の受け入れにも積極的です。留学生の割合を増やすことを目標にカリキュラムのコースを増やしたり、支援活動も行っています。
研究活動も盛んに行われています。「研究で世界をハッピーに」と大学が掲げているように、学部・研究科において多くの研究活動が行われています。
研究に対する支援もしっかりと行なわれているので学生たちはのびのびと研究を行うことができます。大阪大学では日々、独創的な学問や研究が行われているのです。
楽しいキャンパスライフ
部活動やサークル活動も活発で、体育系、文科系合わせると130近くもの団体が活動しています。
また春と秋には学園祭があります。
「いちょう祭」
4月から5月にかけて行われる創立記念祭です。新入生を歓迎する祭りでもあります。
「まちかね祭」
11月に行われる大学祭です。大規模な催しで、これぞ大学祭!という雰囲気のある祭りです。
「中之島祭」
医学部が主催する大学祭のため医学部らしい展示や催しが多いです。
「夏祭り」
6月~7月に外国語学部が主体となって行う祭りです。外国語学部というだけあって民族衣装ステージや世界の料理が登場します。サークルのパフォーマンスや展示もあります。
このほか、吹田祭、間谷祭、語劇祭なども開催されています。
大阪大学の偏差値が高い!
どこの大学でもそうですが偏差値は学部や学科によって違いがあります。
大阪大学では60~70という高い偏差値が目に入ります。文系のトップは文学部・人間学部・外国語学部・法学部で偏差値65です。理系のトップはやはり医学部で偏差値70です。
大阪大学は東京大学、京都大学に次いで3番目にランキングされる偏差値の高い大学です。
偏差値が高いだけあって、大学入試で合格するのはかなりの至難の業です。
センター試験でも高い得点率が必要で、医学部においては90%以上を得点しなければいけません。もちろん二次試験を突破するのも難しく、しっかりとした対策が必要です。
東京大学や京都大学というのは敷居が高すぎるため、しっかりとした対策をしたからといって簡単に入れるわけではありません。
しかし大阪大学というのは早い時期から対策をしっかりとして挑めば合格が見えてきます。
関西圏にある進学校では大阪大学の人気が高いです。
歴史があり大阪という地域に根付いた大学、特徴のある教育や盛んな研究、そして偏差値が高いながらも頑張って勉強すれば合格できる可能性があるということが人気の理由かもしれません。
まとめ
偏差値ランキング3位という難関大・大阪大学を目指す理由
大阪大学の概要
大阪大学の特色ある教育
グローバル化に向けた取り組み
楽しいキャンパスライフ
大阪大学の偏差値が高い!